Set String
EasyBuilder ビュー
EasyBuilder の検査ツールのパラメータなどのシンボリックタグの文字列を指定した文字列に設定します。パラメータは文字列データ型にする必要があります。
Set Stringの入力パラメータ
シンタックス: SS["Symbolic Tag"][Space][String]
入力 | 説明 |
"Symbolic Tag" | 位置決めツールまたは検査ツールの結果のシンボリックタグ名 ("Text_1.Match_String" など) |
Space | 設定する文字列から "name" を切り離す空白スペース。 |
String |
設定する文字列。 |
Set Stringの出力
1 |
コマンドは正常に実行されました。 |
0 |
認識されないコマンドが送信されました。 |
-1 |
"Symbolic Tag" が無効です。 |
-2 |
入力文字列が EditString 関数で指定した最大文字列の長さより長いか、セルに EditString 関数が格納されていません。 |
-6 |
ユーザはコマンドを実行するためのフルアクセスのアクセス権を持っていません。 |
Set String例
文字認識または ID コードの読み取り検査ツールの文字列は、新規ストリングが指定されている Set String コマンドを送信することによって設定できます。
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ジョブに文字認識識別ツールが含まれており、そのツールの現在の [マッチ文字列] パラメータの設定がデフォルトの ABC であると仮定します。
-
このとき、このパラメータの設定を Set String ネイティブモードコマンドを使用して変更するとします。次の telnet クライアントウィンドウに示すように、コマンド SIText_1.Match_String 604 を発行します。
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In-Sight ビジョンシステムは、コマンドが正常に実行されたことを示す 1 を返すことによって応答します。ツールの [マッチ文字列] パラメータは、ABC から 604 に正常に変更されました。
スプレッドシートビュー
セルに格納されている編集ボックスコントロールを、指定された文字列に設定します。編集ボックスコントロールのタイプは EditString にする必要があります。
Set Stringの入力パラメータ
シンタックス: SS[Column][Row][String]
入力 | 説明 |
Column |
設定するセル値の列文字 (A ~ Z)。 |
Row |
設定するセル値の行番号。行番号は、3 桁で構成されている必要があります (000~399)。 |
String |
設定する文字列。 |
Set Stringの出力
1 |
コマンドは正常に実行されました。 |
0 |
認識されないコマンドが送信されました。 |
-1 |
セル ID が無効です。 |
-2 |
入力文字列が EditString 関数で指定した最大文字列の長さより長いか、セルに EditString 関数が格納されていません。 |
-6 |
ユーザはコマンドを実行するためのフルアクセスのアクセス権を持っていません。 |
Set String例
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セル B2 には、次が格納されていると仮定します。
B2 = EditString(20)
EditString コントロールには現在、Before SS というテキストが含まれています。スプレッドシートには次のように表示されます。
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Set String ネイティブモードコマンドを使用してこのテキストを After SS に変更するには、次の Telnet クライアントウィンドウに示すように、コマンド SSB002After SS を発行します。
In-Sight センサは、コマンドが正常に実行されたことを示す 1 を返すことによって応答します。EditString コントロールは、Before SS から After SS に正常に変更されました。