位置決めおよび検査ツール間にリンクを作成するには
位置決め/検査ツールをジョブに追加すると、[パレット] の [リンク] タブを使用し、プロパティ (入力パラメータおよび出力結果) を結びつけることができます。[リンク] タブでは、ツールの出力結果を他のツールの入力パラメータとして使用することができます。
![Closed](../../Skins/Default/Stylesheets/Images/transparent.gif)
[パレット] の [リンク] タブには、現在ジョブにロードされている位置決め/検査ツールのツリービューが表示されます。ツールのプロパティ (入力パラメータおよび出力結果) は、シンボリックタグに参照されています。シンボリックタグとは、ツールプロパティに含まれる値を参照しているシンボルのことです。また、値は、データタイプ (動作、浮動小数点、整数値、または文字列) に関連付けられています。
ツールプロパティは入力および出力プロパティに分けられ、出力プロパティから入力プロパティのみリンクすることができます。出力プロパティは複数かつ個別の入力プロパティとリンクすることができますが、入力プロパティがリンクできるのは、1 つの出力プロパティのみです。
表示するツールプロパティを選択して [リンク] タグで設定するには、ツールプロパティを右クリックし、[プロパティの選択] ダイアログを開きます。[プロパティの選択] ダイアログには、ジョブに含まれるすべてのツールのツリービューリストおよび関連するツールプロパティ (入力・出力とも) が含まれています。表示するプロパティを選択することによって、[リンク] タグのツールプロパティをカスタマイズすることができます。複数のツールプロパティを選択し、[追加]/[削除] ボタンを使用して、一度に複数のツールプロパティを追加または削除することができます。
![Closed](../../Skins/Default/Stylesheets/Images/transparent.gif)
- 他のツールにリンクされたツールを削除すると、そのリンクは自動的に削除されます。
- 入力・出力両方のプロパティがリンクされているツールをジョブにコピー&ペーストすると、入力プロパティのみが保持されます。
ツール間にリンクを作成するには
ツール出力プロパティと入力プロパティの間のリンクは、出力プロパティノードを適切な入力プロパティノードにドラッグするか、または入力プロパティを右クリックし、[リンク先] コンテクストメニューから適切な出力プロパティを選択することによって作成することができます。
注 : リンクプロパティにドラッグ&ドロップする方法を使用する場合、ショートカットアイコンが表示され、暗い青の矢印がカーソルに表示されます。プロパティをリンクすることができない場合、カーソルに黒いアイコンが表示されます。ツールプロパティをリンクすると、入力プロパティパラメータはグレーアウトされ、使用不可能になり、ツール名の右側にリンクアイコンが表示されます。リンクアイコンの上にマウスカーソルを動かすと、リンクのソースを示すツールのヒントが表示され、リンクアイコンを右クリックすると、リンクを解除するコンテクストメニューが開きます。
注 : 作成したリンクを取り消すには、EasyBuilder ツールバーの取り消しボタンを押すか、またはCTRL+Z を使用します。ツール間のリンクを削除するには
入力プロパティと出力プロパティの間のリンクを削除するには、入力リンクのプロパティを選択し、Delete キーを押すか、または右クリックしてコンテクストメニューを表示し、[リンク削除] を選択します。
注 : リンクの削除を取り消すには、EasyBuilder ツールバーの取り消しボタンを押すか、またはCTRL+Z を使用します。
![Closed](../../Skins/Default/Stylesheets/Images/transparent.gif)
ID コードの読み取り識別ツールと文字認識識別ーツールをリンクするには
文字認識識別ツールを使用して、ID コードの読み取り識別ツールが返した文字列が正しいかどうかを検証することができます。まず、文字認識ツールの [モード] を [照合] に設定し、[マッチ文字列] に予想される文字列を入力します。次に ID コードの読み取りツールの [文字列] 出力結果を文字認識ツールの [マッチ文字列] 入力パラメータにリンクします。すると、文字列認識ツールは ID コードの読み取りツールによって検査されたコードが正しい文字列かどうかを検証します。