フィクスチャ
[位置決め] ステップの位置決めツールはフィクスチャを作成します。フィクスチャは、他のビジョンツールの基準点として機能します。
フィクスチャを作成する際には、検査対象物をよく観察して、どの特徴タイプを使用するかを検討します。パターン、エッジ、サークル、ブロブのどれを使うのが効果的か、また、その特徴がすべての画像に存在するかを考慮してください。そして、その特徴に適した位置決めツールを選択します。
特徴をフィクスチャとして使用するため、In-Sight センサは特徴検出を行います。検出に成功すると、その検出位置が他のビジョンツールの基準点として使われ、ツールの検査領域が決まります。
注 :
- すべての画像で常に同じ場所に検査対象物が存在している場合、位置決めをする必要はありません。
- 1 つのジョブに複数のフィクスチャを作成することができます。また、それらのフィクスチャを連結することも可能です。
- 他のツールによって使用することができる、フィクスチャを生成するのは、次の検査ツールです。エッジ有無判定ツール、PatMax パターン有無判定ツール、パターン有無判定ツール、ID の読み取り識別ツール、PatMax パターン (1-10) 識別ツール、パターン (1-10) 識別ツール、角度結果寸法測定ツール、距離寸法測定ツール、円の同心度寸法測定ツール、円の直径寸法測定ツール、2 点間の中点幾何・計測ツール、N 点を通る近似円幾何・計測ツール。