Get File

In-Sight ビジョンシステム (RAM ディスクまたは SD カード) 上のアクティブジョブのファイル名を返します。

:  
  • このコマンドを正常に実行できるようにするには、まずアクティブジョブを保存しておく必要があります。
  • ビジョンシステムの RAMDisk フォルダにアクティブジョブが保存される場合、Get File の出力には RAMDisk フォルダが含まれます。例えば、アクティブジョブ「Test.job」がビジョンシステムの RAMDisk フォルダが保存される場合は、Get File コマンドにより「RAMDisk/Test.job」が返されます。
  • アクティブジョブがビジョンシステムの SD Card フォルダに保存される場合、Get File の出力には SD Card フォルダのパスが含まれます。例えば、アクティブジョブ「Test.job」がビジョンシステムの SD Card フォルダに保存される場合は、Get File コマンドにより「SDCARD/Test.job」が返されます。

Get Fileの入力パラメータ

Syntax:GF

Get Fileの出力

戻り値

ステータスコード。その後にファイル名が続きます。ステータスコードは次のとおりです。

1

コマンドは正常に実行されました。

0

認識されないコマンドが送信されました。

-2

アクティブジョブが保存されていないので、コマンドを実行できませんでした。

Get File

In-Sight ビジョンシステム上の保存済みアクティブジョブには「Test.job」という名前が付けられます。  アクティブジョブのファイル名を返すには、次のコマンドを発行します。GF

In-Sight ビジョンシステムは、コマンドが正常に実行されたことを示す 1 を返すことによって応答します。次の行にアクティブジョブのファイル名 (Test.job) が表示されます。

:  
  • そのアクティブジョブがリモートの In-Sight ビジョンシステムからロードされた場合、ファイル名は次のフォーマットで表示されます。FTP://HostName/filename
  • アクティブジョブが PC からドラッグ & ドロップされた (ただし、センサに保存されなかった) 場合、ファイル名は .job フォーマットで表示されます。