Read Settings

In-Sight センサからシステム設定データを読み取ります。システム設定データは proc.set ファイルの内容で構成されており、ASCII 16 進フォーマットでエンコードされています。

Read Settingsの入力パラメータ

Syntax:RS

Read Settingsの出力

戻り値

ステータスコード。その後に行の終端文字と、設定データの行が続きます。ステータスコードは次のとおりです。

1 コマンドは正常に実行されました。
0 認識されないコマンドが送信されました。
-2 設定を読み取ることができませんでした。
-4 In-Sight センサのメモリ不足です。
-6 ユーザはコマンドを実行するためのフルアクセスのアクセス権を持っていません。

設定データの行は次のとおりです。

Size

1 行目には、設定データのサイズ (バイト単位) の整数値が含まれています。

Settings

設定データは、80 文字/行でフォーマットされた ASCII 16 進数値としてエンコードされます。各行は終端文字で終わります。

CheckSum

最後の行には、システムの設定データのチェックサムとして 4 バイトの ASCII 16 進数が含まれています。

Read Settings

In-Sight センサからシステム設定データを読み取るには、次のコマンドを発行します。RS

In-Sight センサは最初、コマンドが正常に実行されたことを示す 1 を返すことによって応答します。次の行 (4246) は、伝達されるデータ量 (バイト単位) を表します。最後に、システム設定データが送信され、その後にデータのチェックサム (9A67) が続きます。

:  
  • 実際の画像データのほとんどは、明確化のため、先のグラフィックから省略されています。
  • RS コマンドによって報告されるサイズは、データの ASCII 16 進エンコードのため、proc.set ファイルのバイト数の 2 倍になります。