SetCellValue

特定のセルの値に EasyBuilder タグを追加します。

:  In-Sight 2000 シリーズのビジョンセンサは、この拡張ネイティブモードコマンドをサポートしておらず、-2 を返します。

SetCellValueの入力パラメータ

Syntax:EV SetCellValue("Name",Value,[Mode])

入力 説明
"Name" そのセル用に使用されている EasyBuilder タグ名。名前は引用符で囲む必要があります。
Value セルで使用される、整数、浮動小数点値、テキスト文字列などの値。この関数は、"Name" の入力で指定されているセルが EditIntEditFloat または EditString 関数ではない場合、または値のデータ型が対応していない場合には、#ERR を返します。
Mode

モードの入力は省略できます。

0 = 出力を無効にします。名前付き値は、OPC データのアクセスと交換では有効化されません。

1 = セルの値が変更されるときに有効化される出力。

2 = 出力を有効にします。名前付き値は、OPC データのアクセスと交換で有効化されます。

SetCellValueの出力

戻り値

ステータスコード。ステータスコードは次のとおりです。

1 コマンドは正常に実行されました。
0 認識されないコマンドが送信されました。
-1 セル ID が無効です。
-2 コマンドを実行することができませんでした。
-6 ユーザはコマンドを実行するためのフルアクセスのアクセス権を持っていません。

SetCellValue

距離寸法測定ツールの [Minimum Distance (最小距離寸法)] を設定するには、EasyBuilder タグの名前に「Distance_1.Minimum」を付加してセル A116 に格納し、次のコマンドを発行します。EV SetCellValue("Distance_1.Minimum",62)

In-Sight センサは、コマンドが正常に実行されたことを示す 1 で応答します。コマンドが正常に実行されたことの 2 番目の確認として、文字数 (バイト単位) と <Float>1</Float> が続きます。