Set Region

EasyBuilder ビュー

シンボリックタグに含まれている、EasyBuilder の位置決めツールまたは検査ツールの領域などの領域を設定します。ツールの領域には、EditRegion 関数の編集領域コントロールを含める必要があります。

Set Regionの入力パラメータ

シンタックス: SR["Symbolic Tag"][Space][Row][Space][Col][Space][High][Space][Wide][Space][Angle][Space][Curve]

入力

説明

"Symbolic Tag"

位置決めツールまたは検査ツールの名前 ("Edge_1.Region" など)。

Space 浮動小数点値から "name" を切り離す空白スペース。
Row 画像座標での原点の X オフセット。
Space 次の値と値を切り離す空白スペース。
Col 画像座標での原点の Y オフセット。
Space 次の値と値を切り離す空白スペース。
High 領域の X 軸に沿った寸法。
Space 次の値と値を切り離す空白スペース。
Wide 領域の Y 軸に沿った寸法。
Space 次の値と値を切り離す空白スペース。
Angle 画像座標での角度。
Space 次の値と値を切り離す空白スペース。

Curve

領域の X 軸と反対側の境界線との間の角度変位。

Set Regionの出力

1

コマンドは正常に実行されました。

0

認識されないコマンドが送信されました。

-1

"Symbolic Tag" が無効です。

-2

"Symbolic Tag" に編集領域コントロールが含まれていないか、または編集領域コントロールが EditRegion 関数によって作成されなかったため、コマンドを実行できませんでした。

-6

ユーザはコマンドを実行するためのフルアクセスのアクセス権を持っていません。

Set Region

EasyBuilder の位置決めツールまたは検査ツールの領域は、新しい領域の位置、寸法、向き、形状を含む Set Region コマンドを送信することによって設定できます。

  1. ジョブにエッジ位置決めツールが含まれ、ツールの領域が現在別の位置にあり、寸法、向きおよび形状が異なると仮定します。

  2. Set Region ネイティブモードコマンドを介して、ツールの領域設定を移動し、向きを変更します。次の telnet クライアントウィンドウに示すように、コマンド SREdge_1.Region 192.000 119.000 167.000 20 0.5 0 を発行します。

  3. In-Sight ビジョンシステムは、コマンドが正常に実行されたことを示す 1 を返すことによって応答します。

スプレッドシートビュー

セルに格納されている編集領域コントロールを設定します。編集領域コントロールは、EditRegion 関数である必要があります。

Set Regionの入力パラメータ

シンタックス: SR[Column][Row][Row][Space][Col][Space][High][Space][Wide][Space][Angle][Space][Curve]

入力

説明

Column

設定するセル値の列文字 (A ~ Z)

Row 設定するセル値の行番号。行番号は、3 桁で構成されている必要があります (000 ~ 399)
Row 画像座標での原点の X オフセット。
Space 次の値と値を切り離す空白スペース。
Col 画像座標での原点の Y オフセット。
Space 次の値と値を切り離す空白スペース。
High 領域の X 軸に沿った寸法。
Space 次の値と値を切り離す空白スペース。
Wide 領域の Y 軸に沿った寸法。
Space 次の値と値を切り離す空白スペース。
Angle 画像座標での角度。
Space 次の値と値を切り離す空白スペース。

Curve

領域の X 軸と反対側の境界線との間の角度変位。

Set Regionの出力

1

コマンドは正常に実行されました。

0

認識されないコマンドが送信されました。

-1

セル ID が無効です。

-2

指定したセルに編集領域コントロールが含まれていないか、または編集領域コントロールが EditRegion 関数によって作成されなかったため、コマンドを実行できませんでした。

-6

ユーザはコマンドを実行するためのフルアクセスのアクセス権を持っていません。

Set Region

セル A2 に格納されている編集領域を新しい位置と寸法に設定するコマンド。

  1. セル A2 には、次が格納されていると仮定します。A2 = EditRegion($A$0,0,0,0,1,1,1,1,"Region",0)

    スプレッドシートには次のように表示されます。

  2. Set Region ネイティブモードコマンドを使用して領域の位置と寸法を変更するには、次の Telnet クライアントウィンドウに示すように、コマンド SRA002437.0 581.2 333.12 441 2 2.3 を発行します。

    In-Sight センサは、コマンドが正常に実行されたことを示す 1 を返すことによって応答します。