BlobToLine

ブロブ境界と線との間の最小距離または最大距離を計測します。

この例では、BlobToLine 関数で 2 番目のブロブの境界と線との間の最大距離を計測しています。

BlobToLine 関数の入力パラメータ

Syntax:(BlobToLine 関数,ブロブ,インデックス,ライン,検出する基準,表示)

ブロブ

このパラメータは有効なブロブデータ構造体を含んでいるスプレッドシートのセルを参照している必要があります。

インデックス

この引数は、ブロブデータ構造体でゼロベースのインデックスを参照します。

ライン

ラインの座標を指定します。

X 0

ラインの最初の終点の X 座標。

Y 0

ラインの最初の終点の Y 座標。

X 1

ラインの 2 番目の終点の X 座標。

Y 1

ラインの 2 番目の終点の Y 座標。

検出する基準

距離の測定方法を指定します。

0 = 最小距離

ブロブの境界の最も近い点と線との間の距離を検出します。

1 = 最大距離

ブロブの境界の最も遠い点と線との間の距離を検出します。

表示

画像上の関数のグラフィックスオーバレイの表示モードを指定します。

0 = 非表示 (デフォルト)

関数を含んでいるセルがスプレッドシート内でハイライト表示されている場合を除き、すべてのグラフィックスが表示されません。

1 = 結果のグラフィックスのみ

ブロブと線との間の最小距離または最大距離を示す線セグメントが常に表示されます。

2 = 入力と結果のグラフィックス

ブロブと線、およびそれらの間の線セグメントが常に表示されます。

BlobToLine 関数の出力

戻り値

線と、ブロブ境界上の最も近い点または最も遠い点との間の有向距離を含んでいる距離データ構造体

結果

この関数が初めてセルに挿入されると、スプレッドシート内に結果テーブルが自動的に作成されます。

BlobToLine 関数データアクセス関数

次のデータアクセス関数がスプレッドシートに自動挿入され、結果テーブルが作成されます。

行 0

GetRow(Dist, 0)

ブロブ境界上の最も近い点または最も遠い点の X 座標。

列 0

GetCol(Dist, 0)

ブロブ境界上の最も近い点または最も遠い点の Y 座標。

行 1

GetRow(Dist, 1)

線上の最も近い点または最も遠い点の X 座標。

列 1

GetCol(Dist, 1)

線上の最も近い点または最も遠い点の Y 座標。

角度

GetAngle(Dist)

ブロブ境界点と線との間の角度。

距離

GetDistance(Dist)

ブロブ境界点と線との間の距離。