ReadDiscrete

ディスクリート入力ポートから任意のビット幅のステータスを読み取ります。

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  • この関数を有効にするには、In-Sight システムをオンラインにする必要があります。
  • In-Sight Explorer または VisionView アプリケーションが検査をモニタするジョブ設置環境では、ジョブがスプレッドシートイベントのトリガをかけるソフトイベント (Timer 関数として設定) に依存する場合、画像取り込みサイクルの完了直前にトリガがかけられると、画像の検査が遅延することがあります。ジョブファイルが大きい場合 (つまり、追加されたジョブのロジックに加えて、ファイルにパターンマッチ傷検出 エッジ検査ツールなど多くのビジョンツールが含まれる)、In-Sight Explorer または VisionView に必要な更新により、表示の更新がキューに入れられるまで画像の検査が妨げられます。正確なタイミングを必要とするアプリケーションでは (10 ミリ秒による測定など)、この更新により合格/不合格の結果を決定するのが遅れるため、検査プロセスでの次のステーション (PLC またはモーションコントローラなど) への結果の転送も遅延します。こうしたアプリケーション環境では、検査の遅延を避けるために、ソフトイベントを使用しないことを推奨します。

ReadDiscreteの入力パラメータ

Syntax:ReadDiscrete(イベント,開始ビット,ビット数)

イベント

読み取る更新イベントを指定します。このパラメータは、次のいずれかを参照している必要があります。

  • AcquireImage 関数を含んでいるセル A0 の画像データ構造体 (デフォルト)
  • イベント関数を含んでいるセル。
  • Button 関数を含んでいるセル。
開始ビット

読み取る範囲の最初のビットを指定します。

  • In-Sight 5000 シリーズおよび Micro シリーズ: (0 ~ 9、デフォルト = 0)
  • In-Sight 70xx ~ 74xx シリーズ: (0 ~ 13、デフォルト = 0)
  • In-Sight 76xx ~ 79xx シリーズおよび In-Sight 8000 シリーズ: (0 ~ 15、デフォルト = 0)
ビット数

読み取る範囲内のビット数を指定します。

  • In-Sight 5000 シリーズおよび Micro シリーズ: (1 ~ 10、デフォルト = 10)
  • In-Sight 70xx ~ 74xx シリーズ: (1 ~ 14、デフォルト = 10)
  • In-Sight 76xx ~ 79xx シリーズおよび In-Sight 8000 シリーズ: (1 ~ 16、デフォルト = 10)

ReadDiscreteの出力

戻り値 読み取った正の整数値。入力パラメータが無効であれば #ERR を返します。