文字列関数
文字列関数は、In-Sight センサとリモートデバイス間で交わされる表示と通信のための英数字データをフォーマットします。
- [インデックス] パラメータはゼロベースです。つまり、文字列の最初の文字にはインデックス 0、2 番目の文字にはインデックス 1 というようにインデックスが割り当てられます。
- セルの幅よりも 1 文字分幅が大きいテキスト文字列は切り捨てられることがあります。列の幅を増やすか、文字列に空白文字を追加すると、文字列全体が表示されます。
関数 | 説明 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Code |
文字列内の最初の文字の、ASCII コードに対応する整数値を返します。 |
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Concatenate(引数 1, [引数 2, 引数 3, ...]) |
複数の英数字テキスト文字列の連結を返します。数値の引数は自動的にテキストに変換されます。 注 : In-Sight 2000-110/120/120C ビジョンセンサは、出力データとして合格/不合格データしか返さず、戻り値は 0 または 1 に変換されます。
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Encrypt(キー, 値, 出力形式) | 結果データを暗号化し、暗号化された文字列を返します。詳細については、暗号化のトピックを参照してください。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Exact(テキスト 1, テキスト 2) |
Text1 と Text 2 が同一の場合は 1 を返し、それ以外の場合は 0 を返します。 注 : Exact は大文字と小文字を区別します。
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Find(FindText, SrcText, [StartChar]) |
文字列テキスト 2 に含まれる文字列テキスト 1 のインデックス付き位置を返します。テキスト 1 の検索は、テキスト 2 内で任意で指定した StartChar 位置から開始されます。 注 : Find は大文字と小文字を区別します。
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FormatString(フォーマット文字列, [テキスト/値, ...]) |
「C」ライブラリの標準フォーマット文字列で構成されたテキスト文字列を返します。FormatString はほとんどのフォーマット文字列パラメータをサポートします。[FormatString] ダイアログを使って、この関数を In-Sight Explorer 内で自動的に設定します。 注 :
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Left(テキスト, NumChars) |
テキスト文字列の左端の文字 (NumChars) を返します。 |
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Len(テキスト) |
テキスト文字列の文字数 (バイト単位) を返します。 |
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Lower(テキスト) |
小文字に変換されたテキストを返します。 |
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Mid(テキスト, StartChar, NumChars) |
英数字文字列内のインデックス付き StartChar 位置から始まるテキストを返します。返される文字数は、NumChars で指定した文字数です。 |
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Replace(SrcText, StartChar, NumChars, NewText) |
インデックス付き位置 StartChar で NewText によって変更された SrcText を返します。 |
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Right(テキスト, NumChars) |
テキスト文字列の右端の文字 (NumChars) を返します。 |
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Strcspn(SrcText, CharList) |
CharList にも含まれている SrcText の最初の文字のインデックスを返します。CharList 内に SrcText の文字がない場合は、SrcText の長さを返します。 注 : Strcspn は大文字と小文字を区別します。
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Stringf(フォーマット文字列, [テキスト/値, ...]) |
「C」ライブラリの標準フォーマット文字列で構成されたテキスト文字列を返します。 ヒント : FormatString 関数はほとんどのフォーマット文字列パラメータをサポートします。[FormatString] ダイアログを使用して、In-Sight Explorer 内でパラメータを自動的に設定します。
注 :
以下のフォーマット文字列パラメータは主に、テキストのフォーマットに使用されます (例えば、関数 WriteSMTP でメールアドレスのテキストをフォーマットするなど)。
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Strspn(SrcText, CharList) |
CharList に含まれていない SrcText の最初の文字のインデックスを返します。SrcText のすべての文字が CharList 内にもある場合は、SrcText の長さを返します。 注 : Strspn は大文字と小文字を区別します。
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Strtol(IntegerText) |
英数字文字列が始まる箇所で数値文字(10 進数、16 進数、8 進数) を整数に変換します。16 進数文字は「0x」で開始し、8 進数文字は「0」で開始する必要があります。 |
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Substitute(SrcText, OldText, NewText, [インスタンス]) |
SrcText の OldText が出現するたびに NewText に置換することで作成されたテキスト文字列を返します。オプションのインスタンスインデックスを指定した場合、そのインスタンスのテキストだけが置換されます。 |
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Token(テキスト, 区切り文字, インスタンス) |
区切られた文字列の指定のインスタンスインデックス (出現) で見つかったテキストを返します。関数内の区切り文字は引用符 (") で囲む必要があります。 |
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Trim(テキスト) |
先頭のスペースと末尾のスペースが除去され、単語の間に 1 つのスペースだけがある (スペースがある場合) テキストが返されます。制御文字 (復帰改行、改行など) もすべて除去されます。 |
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Upper(テキスト) |
大文字に変換されたテキストを返します。 |
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Value(数値テキスト) |
数値テキストの浮動小数点値を返します。後続の数値以外の文字は無視されます。 |