ビード

BeadFind データアクセス関数

:  

BeadFind 関数の式はすべて、以下の規則に準拠します。

  • BeadFind = BeadFind 関数によって出力されたビードデータ構造体
  • キャリパインデックス = -1、0 ~ N (参照するキャリパを決定します。-1 = 全体の平均を取得)
  • エッジ = 0 または 1 (参照するエッジを決定します。0 = 1 つめのエッジ、1 = 2 つめのエッジ)
  • ビードパスを登録する場合、返される値はビードパス候補から返される値とは異なることが多くなります。

関数 説明
GetBeadColor(ビード検出) 背景色に対して、選択したビードパスまたは登録されているビードの色を返します (0 = 黒 (白い背景)、1 = 白 (黒い背景))。
GetBeadContrastThreshold(ビード検出) 選択したビードパスの、計算されたコントラストしきい値を返します。
GetBeadCount(ビード検出) 検出したビードパス候補の数を返します。ビードパスが検出されないか、「ビードパスの検出」が実行されない場合は、0 を返します。
GetBeadEdgeOffset(ビード検出, [キャリパインデックス], [エッジ]) イデックス付きキャリパでのポリラインパスからの平均エッジオフセット (ピクセル単位)、または選択したビードパスに沿った平均エッジオフセットを返します。
GetBeadEnclosed(ビード検出) 選択したビードパスが閉じた輪であるかどうかを返します (0 = ビードは閉じていません。1 = ビードが閉じています)。

GetBeadExtremeWidth(ビード検出, [極致])

極致 = 0 または 1 (0 = 最小、1 = 最大)

選択したビードパスの最小または最大の幅を含んでいるキャリパインデックスを返します。
GetBeadNumPoints(ビード検出) 選択したビードパスで使用されている点の数を返します。

GetBeadPoint(ビード検出, [インデックス], [寸法])

インデックス = 0 ~ N (参照する頂点を指定します)

寸法 = 0 または 1 (0 = 頂点の X 座標、1 = 頂点の Y 座標)

選択したビードパスの指定した点の X または Y 座標を返します。
GetBeadSearchWidth(ビード検出) 選択したビードパスの、計算されたサーチ幅の半分を返します。
GetBeadSelected(ビード検出) 選択したビードパスのインデックスを返します。
GetBeadTrained(ビード検出) 選択したビードパスの、登録状態を返します (0 = 未登録、1 = 登録済み)。
GetBeadWidth(ビード検出, [キャリパインデックス]) インデックスで指定されたキャリパでのビード幅、または選択したビードパスでの平均ビード幅を返します。
GetNumCalipers(ビード検出) 選択したビードパスに使用されているキャリパの数を返します。

BeadInspect データアクセス関数

:  

Bead 関数の式はすべて、以下の規則に準拠します。

  • BeadInspect = BeadInspect 関数によって出力されたビードデータ構造体
  • エッジ = 0 または 1 (参照するエッジを決定します。0 = 1 つめのエッジ、1 = 2 つめのエッジ、デフォルト = 0)
  • 形式 = 0 または 1 (使用する形式を決定します。0 = パーセント、および 1 = ピクセル。デフォルト = 0)
  • インデックス = 0 ~ 欠陥の数 -1 (参照する欠陥インデックスを決定します。デフォルト = 0)
  • インデックス* = -1 ~ 欠陥の数 -1 (参照する欠陥インデックスを決定します。-1 = [タイプ] パラメータに基づいて、すべての欠陥の中で最小値または最大値を持つ欠陥を検出し、欠陥のインデックス値を返します。デフォルト = 0)
  • キャリパの数 = 0 ~ キャリパ -1 (使用するキャリパの範囲を決定します。0 = 開始インデックスから最後のキャリパまでのすべてのキャリパを使用します。デフォルト = 0)

    :  入力した [キャリパの数] の値が [キャリパ -1] よりも大きい場合、この値は、開始インデックスから残っているキャリパまで調整されます。
  • 開始インデックス = 0 ~ キャリパ -1 (開始するキャリパインデックスを決定します。デフォルト = 0)
関数名 説明

GetBeadDefectArea(ビード検査, [インデックス*], [タイプ])

タイプ (0 または 1、0 = 最小、1 = 最大、デフォルト = 0)

:  [タイプ] パラメータは、インデックスが -1 の場合にのみ有効です。

指定の欠陥に関して、登録ビードと比較したビードエリアの変化を返します。エリアが拡大している場合、返される値は正であり、エリアが縮小している場合は負です。

GetBeadDefectBoundAngle(ビード検査, [インデックス]) 指定のインデックスの欠陥を囲む境界ボックスの角度を返します。
GetBeadDefectBoundCol(ビード検査, [インデックス]) 指定のインデックスの欠陥を囲む境界ボックスの列座標を返します。
GetBeadDefectBoundHigh(ビード検査, [インデックス]) 指定のインデックスの欠陥を囲む境界ボックスの高さを返します。
GetBeadDefectBoundRow(ビード検査, [インデックス]) 指定のインデックスの欠陥を囲む境界ボックスの行座標を返します。
GetBeadDefectBoundWide(ビード検査, [インデックス]) 指定のインデックスの欠陥を囲む境界ボックスの幅を返します。

GetBeadDefectCaliperIndex(ビード検査, [インデックス], [タイプ])

タイプ (0 または 1、0 = 開始インデックス、1 = 終了インデックス、デフォルト = 0)

指定の欠陥内の最初または最後キャリパのインデックスを返します。

GetBeadDefectCol(ビード検査, [インデックス], [タイプ])

タイプ (0 または 1、0 = 開始インデックス、0 = 終了インデックス、デフォルト = 0)

指定のインデックスの欠陥を囲む境界ボックスの X 座標を返します。

GetBeadDefectContrast(ビード検査, [インデックス*], [タイプ], [エッジ])

タイプ (0 ~ 3、0 = 最小、1 = 最大、2 = 平均 (インデックスパラメータが -1 の場合は無効)、3 = 推奨 (インデックスパラメータが -1 の場合は無効)、デフォルト = 0)

指定の欠陥について、最小、最大、平均、または推奨のコントラスト統計を返します。

GetBeadDefectCount(ビード検査, [タイプ])

タイプ (-1 ~ 9、デフォルト = 0)

-1 複数のタイプがある欠陥の数
0 すべての欠陥
1 カバレージ:最小 (アンダーフィル)
2 カバレージ:最大 (オーバーフィル)
3 幅:最小 (狭すぎる)
4 幅:最大 (広すぎる)
5 ステップの変化
6 両方のエッジがありません
7 第 1 エッジがありません
8 第 2 エッジがありません
9 ビードを検出できません
指定のタイプに対して検出された欠陥の数を返します。

GetBeadDefectCoverage(ビード検査, [インデックス*], [タイプ])

タイプ (0、1 または 2、0 = 最小、1 = 最大、2 = 平均 (インデックスパラメータが -1 の場合は無効)、デフォルト = 0)

:  
  • 欠陥ごとに推奨値は 1 つだけです。推奨値は、両方のエッジを固定する最大値です。これは、欠陥を除去するために [コントラストしきい値] パラメータに入力する値です。
  • タイプ = 3 の場合、[エッジ] パラメータは有効ではありません。
指定の欠陥について、最小、最大、または平均のコントラスト統計を返します。

GetBeadDefectEdgeOffset(ビード検査, [インデックス*], [タイプ], [エッジ], [形式])

タイプ (0 ~ 3、0 = 最小、1 = 最大、2 = 平均 (インデックスパラメータが -1 の場合は無効)、3 = 推奨 (インデックスパラメータが -1 の場合は無効)、デフォルト = 0)

:  
  • 欠陥ごとに推奨値は 1 つだけです。推奨値は、両方のエッジを固定する最大値です。これは、欠陥を除去するために [ビードエッジ位置の許容値] パラメータに入力する値です。
  • タイプ = 3 の場合、[エッジ] パラメータは有効ではありません。
指定の欠陥について、最小、最大、平均、または推奨のエッジオフセットを返します。

GetBeadDefectLength(ビード検査, [インデックス*], [タイプ])

タイプ (0 または 1、0 = 最小、1 = 最大、デフォルト = 0)

:  [タイプ] パラメータは、インデックスが -1 の場合にのみ有効です。
指定の欠陥の長さ (ピクセル単位) を返します。

GetBeadDefectRow(ビード検査, [インデックス], [タイプ])

タイプ (0 または 1、0 = 開始インデックス、0 = 終了インデックス、デフォルト = 0)

指定のインデックスの欠陥の Y 座標を返します。

GetBeadDefectStep(ビード検査, [インデックス**], [エッジ])

インデックス** (-1 ~ 欠陥の数 -1、-1 = 最大ステップ変化のパーセンテージによって欠陥を検出し、インデックス値を返します。デフォルト = 0)

指定の欠陥について、最大ステップ変化統計を返します。

GetBeadDefectType(ビード検査, [インデックス], [形式*])

形式* (0 ~ 1、デフォルト = 0)
0

欠陥タイプを整数で表示します。この整数はバイナリ値に変換され、指定の欠陥に含まれているすべての欠陥タイプを表します。

1

欠陥タイプを文字列形式で表示します。対応する位置は、0 または欠陥タイプを示す位置番号のいずれかです。

位置チャート:
1 2 3 4 5 6 7 8 9
カバレージ:最小 (アンダーフィル) カバレージ:最大 (オーバーフィル) 幅:最小 (狭すぎる) 幅:最大 (広すぎる) ステップの変化 両方のエッジがありません 第 1 エッジがありません 第 2 エッジがありません ビードを検出できません
指定した欠陥の分類タイプを返します。

GetBeadDefectWidth(ビード検査, [インデックス*], [タイプ], [形式])

タイプ (0、1 または 2、0 = 最小、1 = 最大、2 = 平均 (インデックスパラメータが -1 の場合は無効)、デフォルト = 0)

指定した欠陥について、最小、最大、または平均のビード幅統計を返します。

GetBeadCaliperContrast(ビード検査, [タイプ], [エッジ], [開始インデックス], [キャリパの数])

Type (0、1、または 2、0 = 最小、1 = 最大、2 = 平均、デフォルト = 0)

指定した欠陥について、最小、最大、または平均のビードコントラスト統計を返します。

GetBeadCaliperCoverage(ビード検査, [タイプ], [開始インデックス], [キャリパの数])

Type (0、1、または 2、0 = 最小、1 = 最大、2 = 平均、デフォルト = 0)

キャリパの範囲について、最小、最大、または平均のビードのカバレージ統計を返します。

GetBeadCaliperEdgeOffset(ビード検査, [タイプ], [エッジ], [形式], [開始インデックス], [キャリパの数])

Type (0、1、または 2、0 = 最小、1 = 最大、2 = 平均、デフォルト = 0)

キャリパの範囲について、最小、最大、または平均の登録パスからのビードオフセットを返します。

GetBeadCaliperMax(ビード検査, [タイプ], [エッジ], [開始インデックス], [キャリパの数])

Type (0 ~ 4、0 = カバレージ、1 = 幅、2 = ステップ、3 = コントラスト、4 = 移動距離)

:  Type = 0 または 1 の場合、Edge パラメータは有効ではありません。

指定したタイプの測定について、最大値を検出したキャリパのインデックスを返します。

:  戻り値 -1 は、範囲内のすべてのキャリパがマスクエリア内にあることを示します。

GetBeadCaliperMin(ビード検査, [タイプ], [エッジ], [開始インデックス], [キャリパの数])

Type (0 ~ 4、0 = カバレージ、1 = 幅、2 = ステップ、3 = コントラスト、4 = 移動距離)

:  Type = 0 または 1 の場合、Edge パラメータは有効ではありません。

指定したタイプの測定について、最小値を検出したキャリパのインデックスを返します。

:  戻り値 -1 は、範囲内のすべてのキャリパがマスクエリア内にあることを示します。

GetBeadCaliperWidth(ビード検査, [タイプ], [形式], [開始インデックス], [キャリパの数])

Type (0、1、または 2、0 = 最小、1 = 最大、2 = 平均、デフォルト = 0)

キャリパの範囲について、最小、最大、または平均のビード幅統計を返します。

GetBeadCaliperStep(ビード検査, [タイプ], [エッジ], [開始インデックス], [キャリパの数])

Type (0、1、または 2、0 = 最小、1 = 最大、2 = 平均、デフォルト = 0)

キャリパの範囲で、最小、最大、または平均のビードステップ変化の統計を返します。
GetNumCalipers(ビード検査) BeadInspect 関数内のキャリパの数を返します。

ShowBeadCaliperGraphic(ビード検査, [タイプ], [表示], [開始インデックス], [キャリパの数])

タイプ (0 または 1、0 = 領域、1 = 最大、デフォルト = 0)

表示 (0 または 1、0 = グラフィックスを非表示、1 = グラフィックスを非表示、デフォルト = 0)

キャリパの範囲について、境界領域またはエッジグラフィックスを表示します。