LineScan

:  特に断りのない限り、次の各関数では、イベントを参照して強制的に値を更新する必要があります。
Event 関数

指定した値を読み取るイベントを指定します。このパラメータは、次のいずれかを参照している必要があります。

  • AcquireImage 関数を含むセル A0 の 画像データ構造体
  • イベント関数を含んでいるセル。
  • Button 関数を含んでいるセル。
  • 数値を含むセル (ゼロ以外の数値は強制的に更新を実行します)。

関数

説明

GetImageBufferCount(画像)

現在使用されているバッファの数を返します。

GetImageBufferOverrunCount(画像)

画像バッファの不足のため、失われた画像取り込みの数を返します。このカウントは、センサがオンラインまたはオフラインに切り替わったとき、または LineScanStatReset 関数の実行時にリセットされます。

GetLineScanAcqEncoderSteps(画像)

部分的に取り込まれた画像について、現在までに取り込んだステップ数 (ソフトウェアエンコーダの場合はマイクロ秒) を返します。画像取り込みを実行していない場合は 0 を返します。この統計情報は、システムが低速の場合に、ハードウェアエンコーダを設定する際に最も有効です。

GetLineScanAcqLineCount(画像)

部分的に取り込まれた画像について、現在までに取り込んだライン数を返します。画像取り込みを実行していない場合は 0 を返します。この統計情報は、システムが低速の場合に、ハードウェアエンコーダを設定する際に最も有効です。

GetLineScanAcqStepsPerSec(画像)

最後の画像取り込み周期での 1 秒あたりの平均ステップ数を返します。ソフトウェアエンコーダの場合は、常に 1000000.0 を返します。

GetLineScanAcqTime(画像)

最後の画像取り込みに要した時間をミリ秒単位で返します。この時間は、トリガ信号の開始から最終行の終わりまでとして計測されます。

GetLineScanAcqTimeoutCount(画像)

エンコーダが画像取り込み時のタイムアウトによって画像取り込みを中断した回数を返します。このカウントは、センサがオンラインまたはオフラインに切り替わったとき、または LineScanStatReset 関数の実行時にリセットされます。

GetLineScanEncoderSteps(画像)

最後にオンラインまたはオフラインに切り替わってからの、または最後に LineScanStatReset 関数を実行してからの、ステップ数 (ソフトウェアエンコーダの場合はマイクロ秒) を返します。この値は、約 40 億ステップを超えるとリセットされます。

GetLineScanExposureConflict(画像)

現在の [ライン間隔] の値と [露光時間] の値との間に不整合がある場合は 1 を返し、それ以外の場合は 0 を返します。これは、ソフトウェアエンコーダのみに適用され、ハードウェアエンコーダでは常に 0 が返されます。この関数が 1 を返した場合、ラインのオーバランが発生している可能性があります。

GetLineScanFillLines(画像)

画像内の黒で埋めたライン (ラインオーバランによってクリッピングされたか失われたライン) の数を返します。

:  GetLineScanFillLines は、セル A0 の AcquireImage 関数を参照している必要があります。

GetLineScanLineCount(画像)

取り込んだラインの数を返します。このカウントは、センサがオンラインまたはオフラインに切り替わったとき、または LineScanStatReset 関数の実行時にリセットされます。

GetLineScanLineOverrunCount(画像)

エンコーダレートが大きすぎたために失われたラインの数を返します。このカウントは、センサがオンラインまたはオフラインに切り替わったとき、または LineScanStatReset 関数の実行時にリセットされます。

LineScanStatReset(イベント)

ラインスキャンの累積統計情報をリセットします。これは、オンラインイベントまたはオフラインイベントの発生時に、自動的に実行されます。