WriteDevice

In-Sight ビジョンシステムから、TCP/IP または UDP 接続を使用して、ネットワーク上のほかのホストへデータをエクスポートします。

:  2 つの In-Sight ビジョンシステム間で TCP/IP 接続を確立するには、両方のデバイスをオンラインにする必要があります。

WriteDeviceの入力パラメータ

Syntax:WriteDevice(イベント,デバイス,データ 1,[データ 2...])

イベント

指定した値を読み取るイベントを指定します。このパラメータは、次のいずれかを参照している必要があります。

  • AcquireImage 関数を含むセル A0 の画像データ構造体
  • イベント関数を含んでいるセル。
  • Button 関数を含んでいるセル。
  • 数値を含むセル (ゼロ以外の数値は強制的に更新を実行します)。
デバイス TCPDevice 関数または UDPDevice 関数で作成されたデバイスデータ構造体を含んでいるスプレッドシートのセルを参照します。
データ 1, 2, ... TCPDevice 関数で指定された TCP/IP サーバデバイスへエクスポートするデータを含むセルを参照します。TCPDevice 関数のデータのパケットタイプは、ASCII またはバイナリです。

WriteDeviceの出力

戻り値

指定したイベントが起動したときに、エクスポートされるデータを含む Write データ構造体。入力パラメータが無効であれば #ERR を返します。

:  
  • フルの状態の TCP/IP バッファへの書き込み操作を行っている間に、参照している TCPDevice 関数で指定したタイムアウト時間を超過した場合は、#ERR が返されます。
  • UPD 通信はコネクションレスなので、UDP 通信を設定する際には、タイムアウト時間は必要ありません。