読み取り (青) ツール – ラベル付け

画像における読み取り (青) ツールのパフォーマンスを判断するには、ツールで識別された文字と画像内の実際の文字の値を比較できる必要があります。ラベル付けの処理では、画像の文字の位置と値を指定することができます。画像セットに部分的または完全にラベル付けすると、2 つの重要な操作を行うことができます。

  • 再現率、コンフュージョン、精度、F 得点を含む、画像におけるツールのパフォーマンスの統計値を計算できる。
  • ツールの段階的な学習を実行できる (画像での特定の文字の表示例を示すことで、ツールのパフォーマンスを向上させることができます)。

画像セットの画像はラベル付きか、ラベルなしのどちらかです。ラベル付きの画像は、ディスプレイ上で、緑色のグラフィック (特徴または文字列のいずれか) により示されます。

画像にラベル付けするうえで非常に重要なのは、画像にラベル付けする場合は、画像内のすべての文字にラベルを付ける必要があるということです。一部の文字にしかラベル付けされていないと、統計的な測定値が無効になり (ツールが「誤った」または「予期しない」文字を検索するため)、ツールの精度が上がるどころか、段階的な学習も低下します (ラベルなしの画像内の文字はすべて、ツールが文字ではないと想定するため)。