マーキング

マーキングは、学習前に行われたラベル付けに基づいて、ツールによって識別された文字、画像の特徴や領域の上に配置されるグラフィカルな要素です。

今後の学習により多くのラベル付きデータを提供するために、マーキングの一部をラベルに変換できます。この場合、ツールによって適用されたマーキングを確認し、マーキングに同意する場合は、そのビューを受け入れてマーキングをラベルに変換します。

たとえば、位置決め (青) ツールでは、ビューで N 個の特徴にラベルを付ける必要があります。ツールの学習結果は、ビュー上のグラフィカルオーバーレイであるマーキングの形式で報告されます。それぞれのマーキングを確認し、マーキングが正確な場合はビューを右クリックして [ビューの受け入れ] を選択し、マーキングをラベルに変換します。

ツールが学習したら、新しく取得した画像だけでなく、データベース内の画像を処理し、検出された特徴にマーキングを配置できます。

  • 位置決め (青) ツールの場合、マーキングには特徴とモデルの一致のリストが含まれます。
  • 読み取り (青) ツールの場合、マーキングには文字の輪郭を示すボックス、およびツールが見つけたと考える文字が含まれます。
  • 解析 (赤) ツールの場合、マーキングは、異常スコア、ヒートマップ (偏差マップ)、および欠陥/異常の輪郭を示すポリゴン領域で構成されます。
  • 分類 (緑) ツールは、可能性のある一致とともに、使用可能なクラスのタグのリストを提供します。