[画像の設定] ダイアログ

[画像の設定] ダイアログでは、ライブ画像およびオンライン画像の解像度とフレームレート、および画像の取り込みで使用する解像度を設定します。

:  
  • ライブ取り込みとオンライン画像の設定は、In-Sight Explorer ユーザインタフェースに送信される画像にのみ適用され、ビジョンシステムの画像取り込みには適用されません。
  • [解像度] オプションは、In-Sight Micro 1500、In-Sight 7600、In-Sight 7800、In-Sight 7802 ビジョンシステム、および In-Sight 2000-130 と In-Sight 2000-130C ビジョンセンサのみで使用できます。

[画像 の設定] ダイアログを表示するには

  • [センサ] メニューで、[画像の設定] をクリックします。

[画像の設定] ダイアログの設定項目

[ライブ取り込み] (ライブビデオ):

  • [解像度]: In-Sight Explorer ユーザインタフェースに表示されるライブ画像のフル、ハーフおよびクォーター解像度。
  • [ビット深度]: カラー画像を表示するビット深度を指定します ([16 ビット] または [24 ビット]。デフォルト = [16 ビット])
:  このオプションは、カラー In-Sight ビジョンシステムでのみ使用可能になります。
  • [最大レートを制限する]: このチェックボックスを ON にすると、[ライブ画像] の [最大レート] テキストボックスが有効になります。

    :  このオプションは、In-Sight ファームウェア 4.x.x を搭載している In-Sight ビジョンシステムでのみ有効にできます。In-Sight ファームウェア 5.1.0 以上を実行している In-Sight ビジョンシステムでは無効になります。モデル一覧およびサポートされているファームウェアバージョンについては、「ファームウェアバージョン」を参照してください。
  • [最大レート (フレーム/秒)]: ビジョンシステムが 1 秒間に送信可能な最大画像数を指定します (0.016 ~ 100)。この機能を使用すると、画像の送信数を制限することによってネットワークトラフィックを軽減することができます。

    :  このオプションは、[最大レートを制限する] チェックボックスがオンの場合にのみ有効になります。

[オンライン] (オンラインモード)

  • [解像度]: In-Sight Explorer ユーザインタフェースに表示されるライブ画像の最適化、フル、ハーフおよびクォーター解像度。

    :  In-Sight ファームウェア 4.x.x が実行されている In-Sight を使用する場合は、最適化により、手動トリガではフルサイズ画像が返され、カメラまたは連続トリガではハーフ解像度の画像が返されます。In-Sight 5.1.0 以降が実行されているビジョンシステムを使用する場合は、最適化により、速度を考慮して In-Sight Explorer に送信される画像の解像度が最適化されます。
  • [ビット深度]: カラー画像を表示するビット深度を指定します ([16 ビット] または [24 ビット]。デフォルト = [16 ビット])
:  このオプションは、カラー In-Sight ビジョンシステムでのみ使用可能になります。
  • [最大レートを制限する]: このチェックボックスを ON にすると、[オンライン] の [最大レート] テキストボックスが有効になります。

    :  このオプションは、In-Sight ファームウェア 4.x.x を搭載している In-Sight ビジョンシステムでのみ有効にできます。In-Sight ファームウェア 5.1.0 以上を実行している In-Sight ビジョンシステムでは無効になります。モデル一覧およびサポートされているファームウェアバージョンについては、「ファームウェアバージョン」を参照してください。
  • [最大レート (フレーム/秒)]: ビジョンシステムが 1 秒間に送信可能な最大画像数を指定します (0.016 ~ 100)。この機能を使用すると、画像の送信数を制限することによってネットワークトラフィックを軽減することができます。

    :  このオプションは、[最大レートを制限する] チェックボックスがオンの場合にのみ有効になります。

[Acquisition (画像取り込み)]

  • [解像度]: 画像取り込みで使用する解像度を指定します。変更を有効にするには、ビジョンシステムを再起動する必要があります。[Acquisition (画像取り込み)] の [解像度] オプションは、以下のビジョンセンサとビジョンシステムでのみ指定できます。

    In-Sight モデル オプション デフォルト
    In-Sight Micro 1500

    800 × 600

    640 × 480

    640 × 480
    In-Sight 2000-130、2000-130C

    800 × 600

    640 × 480

    640 × 480
    In-Sight 2000-23M

    800 × 600

    640 × 480

    800 × 600
    In-Sight 7600、7600C、7800、7800C、7900、7900C

    800 × 600

    640 × 480

    800 × 600
    In-Sight 7802、7802C、7902、7902C

    1600 × 1200

    800 × 600 (低照明モード)

    1600 × 1200
    :  
    • In-Sight 2000-130、2000-130C または 2000-23M ビジョンセンサで解像度 640 × 480 を使用する場合、[画像拡大モード] は、[画像の設定] アプリケーションステップで有効化および無効化することができます。In-Sight 2000-130、2000-130C または 2000-23M ビジョンセンサで解像度 800 × 600 を使用する場合、[画像拡大モード] は常に有効であり、無効にすることはできません。詳細については、EasyBuilder ヘルプをご参照ください。
    • In-Sight 7802、7802C、7902 および 7902C で 800 × 600 (低照明モード) を使用すると、低い解像度で照明感度を高めることができます。
    • サポートされる露光、取り込み開始行および行数は、選択した画像取り込み解像度に応じてさまざまです。

[フォーカス]

:  このグループボックスは、In-Sight 2000 Mini シリーズのビジョンセンサへの接続時にのみ表示されます。
  • [ジョブロード時にフォーカスを上書き]: ビジョンセンサが、Easy Builder の [画像の設定] アプリケーションステップの [フォーカス] タブで設定した [フォーカス距離 (%)] 設定を優先するかどうかを指定します。デフォルトでは、このチェックボックスはオフ (無効) になっています。オンにすると、[設定] ボタンが有効になります。
  • [設定] ボタン: クリックすると、[現在のフォーカス距離 (%)] の値と一致するように [フォーカス距離の上書き (%)] の値が設定されます。
  • [現在のフォーカス距離 (%)]: ビジョンセンサのファームウェアに保存されている現在のフォーカス距離 (%) の値が表示されます。
  • [フォーカス距離の上書き (%)]: ジョブをロードするときに使用するフォーカス距離 (%) の値が表示されます。