入出力データをフォーマットするには
個々のツールの結果またはジョブ全体の結果 (出力のみ) などの EasyBuilder のジョブデータを Ethernet/IP、DeviceNet、Modbus、TCP 、PROFINET および POWERLINK を介して通信することができます。 フォーマットされた入力データは、センサが画像を取り込み、ジョブを完了して出力データが送信された後に読み込まれます。
注 : DeviceNet、POWERLINK および CC-Link は、In-Sight ファームウェア 4.x.x を搭載した In-Sight ビジョンシステムのみで使用可能です。In-Sight ファームウェア 5.1.0 以降をを搭載した In-Sight ビジョンシステムでは使用できません。 モデル一覧およびサポートされているファームウェアバージョンについては、ファームウェアバージョンをご参照ください。
データをフォーマットするには、次の手順に従ってください。
- [フォーマット入力データ] または [フォーマット出力データ] タブをクリックします。
- [追加] ボタンを押し、[入力データの選択] または [出力データの選択] ダイアログを開きます。
- ダイアログには、ジョブに追加された位置決めツールまたは検査ツールのデータ、およびジョブ全体の結果 (出力のみ) が含まれています。 In-Sight センサから送信 (または受信) するデータを選択し、[OK] ボタンを押してください。
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データを追加したら、[データ型] ドロップダウンリストを使用して、デフォルトのデータタイプを変更することができます。
注 :- [データ型] ドロップダウンリストから [文字列] を選択すると、[エレメントごとのバイト数] ドロップダウンリストが有効となり、バイト数を選択して文字列長を指定することができます。
- PROFINET 使用時の最大入力および出力データ長は 4,000 バイトです。 POWERLINK 使用時の最大入力および出力データ長は 256 バイトです。
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[ハイバイト/ローバイト] チェックボックスを OFF にし、ローバイトを先にするように指定することによって、バイトオーダをカスタマイズすることができます。デフォルトでは、PROFINET を除き、OFF となります。 [ハイワード/ローワード] チェックボックスを OFF にし、ローワードを先にするように指定することによって、ワードオーダをカスタマイズすることができます。デフォルトでは、チェックボックスは OFF となります。[フォーマット出力データ] タブで変更を加えると、プレビューウィンドウが更新されます。
注 : バイトオーダまたはワードオーダに関する変更は、[フォーマット出力データ] および [フォーマット入力データ] タブのすべてのデータ符号に影響します。 - [上へ] または [下へ] ボタンを押して、送受信されるデータの順番を変更することができます。