センサの設定
ビジョンセンサオンライン時に画像を取り込む場合に、センサのフィルムストリップを使用してジョブのパフォーマンスをモニタすることができます。 画像が取得されると、取り込んだ画像および付随するジョブデータを含む、ジョブの結果がビジョンシステムの RAM に保存されます。 結果がビジョンシステムに保存されると、PASS または FAIL 画像がフィルムストリップに追加されます。 最大 20 の結果を保存することができますが、その数はビジョンシステムの解像度および RAM 空き容量によります。
例: オンラインのビジョンシステムからフィルムストリップの結果をモニタ
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[センサの設定] グループボックスでは、センサのフィルムストリップを設定することができます。
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保存する結果を指定します。選択肢は、[無効] (結果を保存しません) 、[成功結果]、[失敗結果]、[成功/失敗結果]、または[成功/失敗結果を分ける] です。 デフォルトは、[無効] です。
- [成功/失敗結果を分ける] が選択されている場合、
- [キューのサイズ] ドロップダウンは OFF となります。
- [PASS サイズ] および [FAIL サイズ] ドロップダウンは ON となります。
- 成功結果および失敗結果ボタンがフィルムストリップの隣に表示されます。これらのボタンをクリックして、フィルムストリップの PASS/FAIL 結果表示を切り替えることができます。
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保存する結果の数を指定します。 最大 20 の結果を保存することができますが、その数はビジョンシステムの解像度および RAM 空き容量によります。 指定されたキューのサイズがセンサの空き RAM 容量を超える場合、保存可能な最大結果数が自動的にセンサに割り当てられます。
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ビジョンシステムに保存される成功結果の数。 [PASS サイズ] および [FAIL サイズ] の総計は、ビジョンシステムがサポートする [キュー] サイズを超過することはできません。 [キュー] ドロップダウンから、[成功/失敗結果を分ける] が選択されている場合のみ、このオプションは有効になります。(最小 = 1)
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ビジョンシステムに保存される失敗結果の数。 [PASS サイズ] および [FAIL サイズ] の総計は、ビジョンシステムがサポートする [キュー] サイズを超過することはできません。 [キュー] ドロップダウンから、[成功/失敗結果を分ける] が選択されている場合のみ、このオプションは有効になります。(最小 = 1)
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[最初のみ] または [最後] の X 個の結果を保存するか指定します。X 個 = [キューのサイズ]。 デフォルトは、[最後] です。
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ON の場合 (デフォルト) 、センサがオンラインになるたびにキューをクリアします。
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FAIL の結果を受け取ったときのフォルムストリップの動作を指定します。選択肢は、[失敗時に停止]、[失敗時に一時停止]、または何もしない ([ノーマル]) です。 デフォルトは、[ノーマル] です。
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[表示モード] で [失敗時に一時停止] を選択した場合に、一時停止の時間を秒単位で指定します。 (1–120、デフォルト = 5)
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フィルムストリップの PASS/FAIL 結果を図形で表示します。(緑の円 および赤の四角
)。緑の OK
および赤の NG
、または緑のチェックマーク
および赤の X
。
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フィルムストリップ画像を保存するロケーションを指定します。 書き込み権限が必要です。
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フィルムストリップは、ジョブパフォーマンスのモニタ用 (オンライン時) として、または確認用 (オンライン/オフライン時) として使用することができます。
- EasyBuilder ツールバーのオンラインボタン
をクリックし、ビジョンシステムをオンラインにします。
- ビジョンシステム上で画像取り込みをトリガします。 画像が取り込まれると、[センサの設定] グループボックスで指定した [キュー] の設定に基づいて、画像はビジョンシステムに保存され、フィルムストリップに表示されます。
- PASS/FAIL 結果を示すステータスグラフィックスが更新され、表示されます。 次の場合、ビジョンシステムはオンラインのままですが、フィルムストリップは更新を停止し、「フリーズ」モードになります (画像ペイン上部の黄色のバーで表示されます)。
- [表示モード] で [失敗時に停止] または [失敗時に一時停止] が指定され、FAIL の結果を受信した場合。
-
フィルムストリップでステータスグラフィックスが選択され、フィルムストリップの [停止] ボタンがクリックされた場合。
- 指定された [一時停止時間] が過ぎた場合。
- [停止] ボタンがクリックされた場合。
- [すべての結果をクリア] ボタンがクリックされた場合。
- 結果のモニタを終了したら、ツールバーのオンラインボタンを再度クリックし、ビジョンシステムをオフラインに切り替えてください。
「フリーズ」モードでは、フィルムストリップの結果をナビゲートしたり、ビジョンシステムから PCに画像を保存したりすることができます。 ジョブのパラメータを誤って編集してしまうのを防ぐために、すべてのアプリケーションステップは、薄く表示されたり、グレーアウトされたりします。 その間、ジョブは引き続き実行されます。 次の場合に、フィルムストリップは更新を再開し、すべてのアプリケーションステップは利用可能となります。
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オンラインまたはオフラインのビジョンシステムから、書き込み権限を持つ PC 上の任意のフォルダに結果を保存することができます。その後、PC の再生モードを使用して、結果を確認します。
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- ビジョンシステムがオフラインであることを確認します。
-
[保存フォルダ] フィールド右の「参照」ボタンをクリックします。
- [フォルダの参照] ダイアログが開きます。保存フォルダを指定してから、[OK] をクリックします。 フォルダのパスが [保存フォルダ] フィールドに表示されます。
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- フィルムストリップの結果を選択するか、[停止] ボタンをクリックして、停止モードに入ります。 このモードは、画像ペイン上部の黄色のバーで表示され、フィルムストリップをナビゲートすることができます。 ジョブのパラメータを誤って編集してしまうのを防ぐために、すべてのアプリケーションステップは、薄く表示されたり、グレーアウトされたりします。 その間、ジョブは引き続き実行されます。
-
フィルムストリップの PC に保存ボタンをクリックします。
- 保存先フォルダ内の既存の結果に新しい結果を追加するには、フィルムストリップの [更新再開] ボタンまたはすべての結果をクリアボタンをクリックし、停止モードを終了します。その後、ステップ 1~2 を繰り返してください。