例: ControlLogix 接続の検証

I/O メッセージングのために、ControlLogix プロジェクトに In-Sight ビジョンシステムが入出力デバイスとして追加されました。このプロジェクトがコントローラにダウンロードされた後、I/O 接続が確立されます (ほかの I/O デバイスと同様ですが、[Inhibit Module] チェックボックスが [Offline] に設定されている場合を除きます)。接続が正常に確立されると、要求された RPI で周期的なデータ転送が開始されます。

適切な I/O 接続を確認するには、次の手順を実行します。

  1. オフラインのときに、「Rockwell ControlLogix PLC との通信」に記載されている、該当する「ユニキャスト暗黙的接続の確立」のトピックの ControlLogix の設定手順を実行します。
  2. プロジェクトを ControlLogix コントローラにダウンロードします。
  3. ダウンロードの完了時に、In-Sight ビジョンシステムに対応する I/O デバイスがエラーを示さなければ、I/O 接続が正常に完了したことを意味します。
  4. I/O データの正しい双方向転送を確認するには、In-Sight Explorer を通じて In-Sight ビジョンシステムに接続します。AcquireImage プロパティシートを開き、[トリガ] パラメータを [産業用イーサネット] に設定します。ここで、ビジョンシステムをオンラインにします。
  5. RSLogix で、コントローラタグに移動し、次に示すように、TriggerEnable ビットの状態を 0 から 1 に変更し、EtherNet/IP を介した画像取り込みのトリガを有効にします。

  6. これを設定した後、Trigger ビットが 0 から 1 に変更されると、In-Sight ビジョンシステムは画像を取り込みます。
  7. 検査が完了すると、InspectionCompleted トグルビットの状態は、次のように変更されます。