SLMP スキャナのファクトリインタフェース

SLMP スキャナはコマンド/応答ベースのプロトコルであり、接続された In-Sight ビジョンシステムから読み取り/書き込みコマンドが送信されます。 またビジョンシステムは、コントロールビットが変化したかどうかを判別するために、定期的な間隔で PLC/MC に読み取り要求を送信する必要があります。 このプロセスは「ポーリング」と呼ばれ、ポーリングサイクルが定義されています。

三菱通信プロトコルでは、In-Sight ビジョンシステムからの情報がデータブロックに結合され、ビジョンシステムと PLC/MC の間で転送されます。 この手法においては、ビットタイプのデータは PLC/MC のビットレジスタに格納され、ワードタイプのデータは PLC/MC のワードレジスタに格納されます。 この実装のため、データブロック内ではビットデータはワードデータには結合されず、これらのデータ項目は PLC/MC 内で個別にアドレス指定することができます。

In-Sight ビジョンシステムに搭載されているファームウェアのバージョンによって、データブロックの設定・定義は異なります。