SetSerialPort
[シリアルポートの設定] ダイアログの設定を行います。
- In-Sight システムはオフラインになっている必要があります。
- DeviceNet は、In-Sight ファームウェア 4.x.x を搭載した In-Sight ビジョンシステムでのみ使用可能です。In-Sight ファームウェア 5.1.0 以降を搭載した In-Sight ビジョンシステムでは使用できません。モデル一覧およびサポートされているファームウェアバージョンについては、「ファームウェアバージョン」を参照してください。
- In-Sight Micro 1000 シリーズビジョンシステムは、CIO-MICRO または CIO-MICRO-CC I/O モジュールに接続している場合のみ、シリアル通信をサポートします。
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- In-Sight Micro 8000 シリーズビジョンシステムは、CIO-MICRO I/O モジュールに接続している場合のみ、シリアル通信をサポートします。
- CIO-WENET イーサネット I/O モジュールはシリアル通信をサポートしていません。
-
Store Settings (TS) ネイティブモードコマンドを使用して proc.set ファイルに変更を保存します。proc.set ファイルに保存しないと、In-Sight ビジョンシステムの電源を入れ直したときに変更が失われます。
SetSerialPortの入力パラメータ
シンタックス: EVSetSerialPort(SerialPortNum,Mode,BaudRate,DataBits,StopBits,Parity,Handshake,InputPacketSize,OutputPacketSize,
InputTerminator,OutputTerminator,FixedInputMode,FixedInputLength,DeviceNetTrigger)
| 入力 | 説明 |
|---|---|
| SerialPortNum |
1
|
| Mode |
1 = 未使用 (閉じた状態) 6 = テキスト 7 = ネイティブ* 8 = DeviceNet 9 = Motoman 10 = Kuka
|
| BaudRate |
1200 2400 4800 9600 19200 38400 57600 115200*
|
| DataBits |
4 = 7 データビット 8 = 8 データビット
|
| StopBits |
1 = 1 ストップビット* 4 = 2 ストップビット*
|
| Parity |
256 = なし* 512 = 奇数 1024 = 偶数 |
| Handshake |
0 = なし* 1 = ハードウェア 2 = Xon/Xoff |
| InputPacketSize (DeviceNet のみ) |
(1 ～ 255)、1* |
| OutputPacketSize (DeviceNet のみ) |
(1 ～ 255)、1* |
| InputTerminator (テキストおよびネイティブのみ) |
(1 ～ 255)、13* |
| OutputTerminator (テキスおよびネイティブのみ) |
-1 = CRLF 0 = 終端記号なし (1 ～ 255)、13* |
| FixedInputMode (テキストおよびネイティブのみ) |
0= 無効* 1 = 有効 |
| FixedInputLength (テキストおよびネイティブのみ) |
(1 ～ 255)、1* |
| DeviceNetTrigger (DeviceNet のみ) |
0 = 無効 1 = 有効* |
| * はデフォルト値を示します。 | |
SetSerialPortの出力
ステータスコード。その後に結果の文字数 (バイト単位) と結果 (XML フォーマット) が続きます。
|
1 |
コマンドは正常に実行されました。 |
|
0 |
認識されないコマンドが送信されました。 |
|
-2 |
コマンドを実行することができませんでした。 |
|
-6 |
ユーザはコマンドを実行するためのフルアクセスのアクセス権を持っていません。 |
SetSerialPort例
以下の設定を行うには
SerialPortNum: 1
Mode: 7
BaudRate: 115200
DataBits: 8
StopBits: 1
Parity: 256
Handshake: 0
InputPacketSize: 0
OutputPacketSize: 0
InputTerminator: 13
OutputTerminator: 13
FixedInputMode: 0
FixedInputLength: 0
DeviceNetTrigger: 1
次のコマンドを発行します。EV SetSerialPort(1,7,115200,8,1,256,0,0,0,13,13,0,0,1)
In-Sight ビジョンシステムは、ステータスコード (1) とその後の文字数 (バイト単位、18) で応答します。最後に、結果が XML フォーマットで返されます。