EditCircle

対話型円コントロールをスプレッドシートに挿入します。このコントロールをクリックすると、表示が対話型グラフィックスモードに切り替わり、ここで円の位置とサイズを調整することができます。

注 : EditCircle 関数のプロパティシートにアクセスするには、EditCircle コントロールを右クリックして [関数の編集] を選択します。

EditCircleの入力パラメータ

Syntax:EditCircle(画像,フィクスチャ.行,フィクスチャ.列,フィクスチャ.角度,移動,サイズ,名前,表示)

画像

このパラメータは、画像データ構造体を含むスプレッドシートセルを参照する必要があります。デフォルトでは、このパラメータは、AcquireImage　画像データ構造体を含むセル A0 を参照しています。また、このパラメータは、ビジョンツールのグラフィックス関数や、座標補正関数により返された、そのほかの画像データ構造体も参照することができます。

フィクスチャ

入力円を定義する画像座標系を指定します。

行	画像座標での行オフセット
列	画像座標での列オフセット
角度	画像座標での角度

移動

入力円の位置を調整する機能を有効または無効にします。

0 = OFF	円を移動することはできません。
1 = ON (デフォルト)	円を移動することができます。

サイズ

入力円の半径を調整する機能を有効または無効にします。

0 = OFF	円のサイズを変更することはできません。
1 = ON (デフォルト)	円のサイズを変更することができます。

名前

スプレッドシート内の EditCircle コントロール要素のテキストラベルを指定します。

表示

画像上の EditCircle グラフィックスオーバレイの表示モードを指定します。

0 = 非表示	EditCircle 関数を含んでいるセルがスプレッドシート内でハイライトされている場合を除き、円は表示されません。
2 = 入力のグラフィックスのみ	円が常に表示されます。

EditCircleの出力

結果	EditCircle コントロールの右に隣接するセルに、自動的に結果テーブルが作成されます。

EditCircleデータアクセス関数

次のデータアクセス関数がスプレッドシートに自動挿入され、結果テーブルが作成されます。

行	GetRow(領域)	位置の X 座標。
列	GetCol(領域)	位置の Y 座標。
半径	GetRadius(領域)	円の半径