非明示的メッセージ

EtherNet/IP 非明示的メッセージングを使用すると、In-Sight ビジョンシステムの入力および出力を ControlLogix または CompactLogix PLC のタグにマップすることができます。これらの値は、確立後、RPI (Requested Packet Interval) によって定義される間隔で同期されます。RPI の間隔を過ぎるたび、PLC はビジョンシステムのステータスレジスタを更新し、ビジョンシステムが PLC のステータスレジスタを更新することを要求します。 

次の図に、EtherNet/IP を使用した Ethernet ベースの I/O を示します。

:  この情報については、「EtherNet/IP オブジェクトモデル - In-Sight 5.x.x ファームウェア」のトピックで詳しく説明されています。

EtherNet/IP ビジョンオブジェクトは、In-Sight センサ内のさまざまなサブシステムのステータスと、In-Sight Explorer スプレッドシートからの着信データと発信データを追跡します。

入力アセンブリ出力アセンブリは、EtherNet/IP ビジョンオブジェクトのさまざまなフィールドをマップします。

  • 入力アセンブリは、PLC に送信される In-Sight ビジョンシステムのデータ値の集合です (PLC 入力)。
  • 出力アセンブリは、In-Sight ビジョンシステムが PLC から受信するデータ値の集合です (PLC 出力)。

EtherNet/IP 非明示的メッセージング接続があった場合、これらの値はクライアント上で RPI 間隔で更新されます。また、クライアントが EtherNet/IP 非明示的メッセージング接続を介して値を更新した場合、これらの変更は In-Sight センサの各種サブシステムに反映され、それに応じて In-Sight センサは応答します。

In-Sight ビジョンシステムと ControlLogix コントローラの間で EtherNet/IP 非明示的メッセージング接続をセットアップするには、最初に、In-Sight ビジョンシステムを ControlLogix I/O Configuration ツリーに設定する必要があります。ラックの Ethernet モジュールに対応するノードに、汎用 Ethernet モジュールを I/O デバイスとして追加する必要があります。