[CC-Link 設定] ダイアログ

[CC-Link 設定] ダイアログでは、CIO-MICRO-CC I/O モジュールを使用した CC-Link 通信用にアクティブな In-Sight ビジョンシステムを設定します。入力データは、ReadCCLinkBitBuffer 関数と ReadCCLinkWordBuffer 関数を使用してスプレッドシートに読み込まれます。出力データは、WriteCCLinkBitBuffer 関数と WriteCCLinkWordBuffer 関数を使用してスプレッドシートから CC-Link ネットワークに書き込まれます。

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  • CC-Link は、In-Sight ファームウェア 4.x.x を搭載した In-Sight ビジョンシステムでのみ使用可能です。In-Sight ファームウェア 5.1.0 以上を実行している In-Sight ビジョンシステムでは使用できません。モデル一覧およびサポートされているファームウェアバージョンについては、「ファームウェアバージョン」を参照してください。
  • CC-Link の配線構成については、『In-Sight® CIO-MICRO & CIO-MICRO-CC I/O モジュールインストールガイド』を参照してください。

[CC-Link 設定] ダイアログを表示するには:

  1. [センサ] メニューで、[CC-Link 設定] をクリックします。

  2. [I/O モジュール] ボタンをクリックして [I/O モジュールの設定] ダイアログを開き、I/O モジュールを設定します。[OK] ボタンを押して [I/O モジュールの設定] ダイアログを閉じ、[CC-Link 設定] ダイアログに戻ります。

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    • ビジョンシステムと I/O モジュール間の最初の接続に成功すると、センサに物理的に接続されている I/O モジュールの横に「(接続済み)」というメッセージが表示されます。
    • CIO-MICROCIO-MICRO-CC、または CIO-WENET が、選択された I/O モジュールである場合に、[OK] ボタンをクリックすると、ビジョンシステムは指定の IP アドレスを使って、モジュールとの EtherNet/IP 通信を確立しようとします。IP アドレスがネットワークに存在せず、EtherNet/IP がモジュールで有効になっていない場合、または別のデバイスがすでにモジュールとの EtherNet/IP 接続を確立している場合は、エラーメッセージが表示されます。
  3. CC-Link を設定します。

[CC-Link 設定] ダイアログの設定項目

  • バージョン:V1、V2。
  • [ビット / 秒]: 10M、5M、2.5M、625K、156K。 
  • [Station Number (ステーション番号): 1 ~ 64
  • Number of Stations (ステーション数): 1 ~ 41 に設定する場合、入力と出力は 16 ビットです。2 に設定する場合、入力と出力は 48 ビットです。3 に設定する場合、入力と出力は 80 ビットです。4 に設定する場合、入力と出力は 112 ビットです。
  • Extension Cycles (拡張サイクル): 1X (無効)、2X、4X、8X。