Button

ラベル付きプッシュボタンコントロールをスプレッドシートに挿入します。オプションで、スプレッドシートのイベントのトリガの信号を送信するように、ボタンの押下を設定することができます。

ヒント :  Button 関数のプロパティシートにアクセスするには、ボタンを右クリックして、[関数の編集] を選択します。
:  
  • ボタンコントロールは、In-Sight ネイティブモードコマンドを介して EV SetCellValue コマンドを使用し、プログラム的に制御することができます。1 を入力するとボタンが押され、0 を入力するとボタンが放されます。ボタンを押した後に、ボタンを放すコマンドが送信されたことを確認します。送信されていないと、ボタンが押されたままのようになります。
  • ボタンをクリックすると、2 つのイベントが生成されます。ボタンを押すとボタンの状態は 0 から 1 に変化し、ボタンを放すと 1 から 0 に変化します。ボタンがソフトイベントを生成するように設定されている場合は、ボタンを押すと、イベントが一度だけトリガされます。

Buttonの入力パラメータ

Syntax:Button,名前,トリガ)

名前

テキスト文字列ラベルを指定します。この名前は、ボタン自体に表示されます。

トリガ

オプションで、ボタンが押されたときに発生するトリガ信号を指定します。

-1 = なし (デフォルト) トリガ信号は送られません。
32 = 手動 手動トリガをかけます。
(80 ~ 87) = ソフト (0 ~ 7) ソフトトリガイベント信号が送られます。

Buttonの出力

戻り値

ボタンが押されると 1 の値を、押されていない場合は 0 の値を返します。

結果

ラベル付きボタンコントロール。

Button

  1. セル A3 および が次のように設定されていると仮定します。

    A3=Button("Test",-1)

    A4=Count(A3,9999999,0,0)

    スプレッドシートには次のように表示されます。

  2. セル A3 にあるボタンを押します。セル A4 がセル A3 を参照し、[テスト] ボタンが押された回数をカウントします。セル A4 内の値は、現在 1.000 となっています。