InspectEdge

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次の関数はそれぞれ、最初のパラメータとして、データ構造体を参照します。構造体から何がインデックス付けされているかは、[インデックス] (ゼロから始まる) によって決まります。

InspectEdge 関数の式はすべて、以下の規則に準拠します。

  • InspectEdgeForDefect/Position/Width (エッジ欠損検査/位置/幅) = 指定された関数によって出力された データ構造体
  • キャリパインデックス = 0 ~ N (キャリパの総数は、InspectEdgeForDefect/Position/Width 関数が参照している InspectEdge 関数によって出力されるキャリパ数と同じです)
  • エッジペアインデックス = 0 ~ 1 (参照する最適ラインを決定します。0 = 1 つめの最適ライン、1 = 2 つめの最適ライン)
  • エッジインデックス = 0 ~ N
  • 点インデックス = 0 ~ 1
関数 説明
GetCaliperAngle(エッジ検査, キャリパインデックス) インデックス付きキャリパの角度を返します。
GetCaliperCol(エッジ検査, キャリパインデックス) インデックス付きキャリパの列座標を返します。
GetCaliperHigh(エッジ検査, キャリパインデックス) インデックス付きキャリパの高さを返します。
GetCaliperRow(エッジ検査, キャリパインデックス) インデックス付きキャリパの行座標を返します。
GetCaliperWide(エッジ検査, キャリパインデックス) インデックス付きキャリパの幅を返します。

GetDefectExtremumCaliper(エッジ欠損検査, 欠損インデックス, エッジペアインデックス, 最も近い点/最も遠い点)

最適ラインから最も遠い点または最も近い点 (デフォルト = 0、0 = 最も近い、1 = 最も遠い) を含む指定された欠損内のキャリパインデックスを返します。

GetDefectFilterCount(エッジ欠損検査, エッジペアインデックス, 右/左)

結果のデータセットからフィルタされた欠損の数を返します。フィルタの向き。右 = 1 (デフォルト)、左 = 2。
GetDefectGapBoundsAngle(エッジ欠損検査/幅, [欠損/ギャップインデックス], [欠損/ギャップ], [エッジペアインデックス]) 欠陥に外接する矩形の角度を返します。欠陥 = 0、ギャップ = 1。
GetDefectGapBoundsCol(エッジ欠損検査/幅, [欠損/ギャップインデックス], [欠損/ギャップ], [エッジペアインデックス]) 欠陥に外接する矩形の列座標を返します。欠陥 = 0、ギャップ = 1。
GetDefectGapBoundsCurve(エッジ欠損検査/幅, [欠損/ギャップインデックス], [欠損/ギャップ], [エッジペアインデックス]) 欠陥に外接する矩形のカーブを返します。欠陥 = 0、ギャップ = 1。
GetDefectGapBoundsHigh(エッジ欠損検査/幅, [欠損/ギャップインデックス], [欠損/ギャップ], [エッジペアインデックス]) 欠陥に外接する矩形の高さを返します。欠陥 = 0、ギャップ = 1。
GetDefectGapBoundsRow(エッジ欠損検査/幅, [欠損/ギャップインデックス], [欠損/ギャップ], [エッジペアインデックス]) 欠陥に外接する矩形の行座標を返します。欠陥 = 0、ギャップ = 1。
GetDefectGapBoundsWide(エッジ欠損検査/幅, [欠損/ギャップインデックス], [欠損/ギャップ], [エッジペアインデックス]) 欠陥に外接する矩形の幅を返します。欠陥 = 0、ギャップ = 1。
GetDefectGapCaliperIndex(エッジ欠損検査/幅, [欠損/ギャップインデックス], [欠損/ギャップ], [エッジペアインデックス], [欠損の開始/終了]) 欠陥が始まるキャリパまたは終わるキャリパを返します。欠陥 = 0、ギャップ = 1、開始 = 0、終了 = 1。
GetDefectGapCount(エッジ欠損検査, [エッジペアインデックス], [欠損/ギャップ])

指定した内容に応じて、欠陥/ギャップの数を返します。欠陥 = 0、ギャップ = 1。

GetDefectGapExtremumValue(エッジ欠損検査/幅, [欠損/ギャップ/位置], [エッジペアインデックス], [最大/最小], [サイズ/領域/幅])

一連の欠損またはギャップの最大サイズまたは最小サイズ、領域、もしくは幅値を返します (欠損 = 0、ギャップ = 1、および位置 = 2。最大 = 0 および最小 = 1。サイズ = 0、領域 = 1、幅 = 2)。
GetDefectGapValue(エッジ欠損検査/幅, [欠損/ギャップインデックス], [欠損/ギャップ/位置], [エッジペアインデックス], [サイズ/領域/幅])

1 つのギャップのサイズ、領域、幅、あるいはすべてのギャップのサイズ、領域、または幅別の累計を返します (欠損 = 0、ギャップ = 1、および -1 = サイズ、領域、または幅別のすべてのギャップの合計。欠損 = 0、ギャップ = 1 、および位置 = 2。サイズ = 0、領域 = 1、幅 = 2)。

GetEdgeCol(エッジ欠損検査, [キャリパインデックス], [エッジインデックス], [エッジペアインデックス])

参照したエッジの列座標を返します。

GetEdgeContrast(エッジ欠損検査, [キャリパインデックス], [エッジインデックス], [エッジペアインデックス])

インデックス付きキャリパエッジのコントラスト値を返します。

GetEdgeCount(エッジ欠損検査/位置, [キャリパインデックス])

インデックス付きキャリパで検出されたエッジの数を返します。

GetEdgeFromCenter(エッジ欠損検査, [キャリパインデックス], [エッジインデックス], [エッジペアインデックス])

インデックス付きキャリパの指定されたエッジから ROI の中心までの距離を返します。
GetEdgeFromFit(エッジ欠損検査, [キャリパインデックス], [エッジペアインデックス]) 参照したキャリパのエッジから最適ラインまでの距離を返します。欠陥 = 0、ギャップ = 1。

GetEdgeFromRegion(エッジ欠損検査, [キャリパインデックス], [エッジインデックス], [エッジペアインデックス], [サーチ領域エッジ])

サーチ領域からインデックス付きキャリパのインデックス付きエッジまでの距離を返します。
GetEdgePairCol(エッジ幅検査, キャリパインデックス, エッジペアインデックス) インデックス付きキャリパ内で指定されたエッジペアの列座標を返します。
GetEdgePairCount(エッジ幅検査, キャリパインデックス) インデックス付きキャリパ内のエッジペアの数を返します。
GetEdgePairRow(エッジ幅検査, キャリパインデックス, エッジペアインデックス) インデックス付きキャリパ内で指定されたエッジペアの行座標を返します。
GetEdgePairWidth(エッジ幅検査, キャリパインデックス, エッジペアインデックス) インデックス付きキャリパ内で指定されたエッジペアの幅を返します。エッジペアインデックスに 0 を指定すると、インデックス付きキャリパ内で最も得点の高いエッジペアのみが返されます。
GetEdgePosCol(エッジ位置検査, キャリパインデックス, エッジインデックス) 指定したキャリパのエッジ位置の列座標を返します。
GetEdgePosContrast(エッジ位置検査, キャリパインデックス, エッジインデックス) インデックス付きキャリパの指定されたエッジのコントラストを返します。
GetEdgePosFromCenter(エッジ位置検査, キャリパインデックス, エッジインデックス) インデックス付きキャリパの指定されたエッジから ROI の中心までの距離を返します。
GetEdgePosFromFit(エッジ位置検査, キャリパインデックス) インデックス付きキャリパのエッジから最適ラインまでの距離を返します。
GetEdgePosFromRegion(エッジ位置検査, キャリパインデックス, エッジインデックス, サーチ領域エッジ) サーチ領域からインデックス付きキャリパのインデックス付きエッジまでの距離を返します。
GetEdgePosRow(エッジ位置検査, キャリパインデックス, エッジインデックス) 指定したキャリパのエッジ位置の行座標を返します。
GetEdgePosScore(エッジ位置検査, キャリパインデックス, エッジインデックス) インデックス付きキャリパの指定されたエッジの得点を返します。
GetEdgeRow(エッジ欠損検査, [キャリパインデックス], [エッジインデックス], [エッジペアインデックス]) 参照したエッジの行座標を返します。
GetEdgeScore(検査, キャリパインデックス, エッジペアインデックス, エッジインデックス) インデックス付きキャリパ内で検出された各エッジのエッジ得点を返します。
GetExtremePoints(エッジ欠損検査, [エッジペアインデックス], [近い/遠い]) エッジが最適ラインから最も離れているキャリパのインデックスを返します (近い = 0、遠い = 1)。
GetExtremePosPoints(エッジ位置検査, サイド) エッジがいずれかの側の最適ラインから最も離れているキャリパのインデックスを返します (近い = 0、遠い = 1)。または、[最適ライン] が [なし] に設定されている場合は、領域のいずれかのエッジに最も近い点を返します。
GetExtremeWidth(エッジ幅検査, 最も薄い/最も厚い)

指定した極端な幅を含むキャリパのインデックスを返します (最薄 = 0 および最厚 = 1)。

GetFitEdgeAngle(エッジ欠損検査, [エッジペアインデックス])

インデックス付きキャリパ内で指定されたエッジペアの角度を返します。

GetFitEdgeCenterCol(エッジ欠損検査, [エッジペアインデックス])

最適円の中心の列座標を返します。

GetFitEdgeCenterRow(InspectEdgeForIndex, 点インデックス) 最適円の中心の行座標を返します。
GetFitEdgeCol(エッジ欠損検査, [エッジペアインデックス], [点インデックス]) 指定した点の列座標を返します。
GetFitEdgePosAngle(エッジ位置検査) 1 つめの点から計算した最適ラインの角度を返します。
GetFitEdgePosCenterCol(エッジ位置検査, 点インデックス) 最適円の中心の列座標を返します。
GetFitEdgePosCenterRow(エッジ位置検査, 点インデックス) 最適円の中心の行座標を返します。
GetFitEdgePosCol(エッジ位置検査, 点インデックス) 最適直線の指定した点の列座標を返します。
GetFitEdgePosRadius(エッジ位置検査, 点インデックス) 最適円の中心からの距離を返します。
GetFitEdgePosRow(エッジ位置検査, 点インデックス) 最適直線の指定した点の行座標を返します。
GetFitEdgeRadius(エッジ欠損検査, [エッジペアインデックス]) 選択されたエッジペアに対する最適円の中心からの距離を返します。
GetFitEdgeRow(エッジ欠損検査, [エッジペアインデックス], [点インデックス]) 指定した点の行座標を返します。
GetIEFitError(エッジ欠損検査/位置, [エッジインデックス]) インデックス付きの線または円に最適な線または円の精度のエラー値を返します。
GetNumCalipers(エッジ検査) 指定された InspectEdge 関数に含まれるキャリパの総数を返します。

GetNumCalipersUsed(エッジ欠損検査/位置, [エッジペアインデックス])

最適ラインまたは最適円の構築に使用されるキャリパの数を返します。GetNumCalipers 関数から返される値に対してここで返された値を使用し、最適ラインまたは最適円の構築に使用されるキャリパの割合 (%) を決定します。必要に応じて、[エッジペアの検査] パラメータを有効化した InspectEdgeForDefect 関数を参照する場合、[第 1 エッジ] に使用するキャリパの数を返すには、[エッジペアインデックス] に 0 を指定し、[第 2 エッジ] に使用するキャリパの数を返すには、[エッジペアインデックス] に 1 を指定します。
GetTotalCount(エッジ検査/エッジ欠損検査/位置/幅) 参照された InspectEdge、InspectEdgeForDefect、InspectEdgePosition、または InspectEdgeWidth 関数に対する結果の総数を返します。
GetWidth(エッジ幅検査, キャリパインデックス) インデックス付きキャリパ内のエッジの幅を返します。インデックス付きキャリパ内でエッジが検出されなかった場合は 0 を返します。

GetWidthAverage(エッジ幅検査)

参照される InspectEdgeWidth 関数からの平均幅の値を返します。最小/最大値の範囲外にギャップまたは欠陥があるエッジペアについては、平均値の計算に幅の値は使用されません。

GetWidthCaliperCount(エッジ幅検査, なし/あり, 実数/割合) 欠損を含む、または含まないキャリパの数または割合 (%) を返します (なし = 0 およびあり = 1、実数 = 0 および割合 = 1)。
GetWidthCaliperExtremum(エッジ幅検査, なし/あり, 最小/最大) 欠損を含む、または含まないキャリパの最小ブロックまたは最大ブロックを返します (なし = 0 およびあり = 1、最小 = 0 および最大 = 1)。
GetWidthCount(エッジ幅検査, 欠損/ギャップ) 指定した欠陥またはギャップの総数を返します (欠陥 = 0、ギャップ = 1)。

GetWidthStdDev(エッジ幅検査)

参照される InspectEdgeWidth 関数からの幅値の標準偏差を返します。最小/最大値の範囲外にギャップまたは欠陥があるエッジペアについては、標準偏差の計算に幅の値は使用されません。

GetWidthThresholdCount(エッジ幅検査, 上/下, 実数/割合) 幅しきい値を上回るか、または下回る欠損の数を返します (上回る = 0 および下回る = 1、実数 = 0 および割合 = 1)。
GetWidthThresholdExtremum(エッジ幅検査, 上/下, 最小/最大, サイズ/領域/幅) 幅しきい値を上回るか、または下回る最小もしくは最大の欠損のサイズ、領域、または幅の値を返します (上回る = 0 および下回る = 1。最小 = 0 および最大 = 1。サイズ = 0、領域 = 1、および幅 = 2)。
GetWidthTotalCaliperSize(エッジ幅検査, なし/あり) 欠損のある、またはないすべてのキャリパのサイズの累計を返します (なし = 0 およびあり =1)。
GetWidthTotalDefectSize(エッジ幅検査, 上/下) 幅しきい値を上回る、または下回るすべての欠損のサイズの累計を返します (上回る = 0 および下回る = 1)。