[スタートアップ] ダイアログ

[スタートアップ] ダイアログでは、デフォルトのジョブやオンライン/オフラインステータスなど、In-Sight ビジョンシステムのジョブ関連の起動時オプションを指定します。ユーザ関連のスタートアップパラメータは [オプション] ダイアログで指定します。

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  • 変更を有効にするには、In-Sight ビジョンシステムを手動で再起動する必要があります。同様に、[スタートアップ] の設定を有効にするには、[オプション] ダイアログで In-Sight エミュレータを無効にして再有効化する必要があります。
  • 指定したスタートアップジョブが存在しない場合でも、警告は表示されません (例えば、ジョブが削除されたり、名前が変更されたりした後)。
  • ジョブサーバに保存されたジョブは、デフォルトジョブとしても使用し、スタートアップ時にビジョンシステムに自動でロードできます。[ジョブサーバの設定] ダイアログを使用して、ジョブサーバを有効にしてください。

[スタートアップ] ダイアログを表示するには

  • [センサ] メニューで、[スタートアップ] をクリックします。

     

     

    ジョブサーバが有効な場合は、以下のダイアログが表示されます。

[スタートアップ] ダイアログの設定項目

  • [起動時にジョブをロード]: このチェックボックスをオンにすると、選択したジョブがスタートアップ時に自動的にロードされます。リストには、接続されているビジョンシステム/センサ、接続されているビジョンシステムに装着されている SD カード、またはエミュレータに保存されているジョブが含まれます。
  • [起動時にリモートからジョブをロード]: このチェックボックスをオンにすると、選択したジョブがスタートアップ時に自動的にロードされます。リストには、ジョブサーバに保存されているジョブが含まれます。

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    • このチェックボックスは、[ジョブサーバの設定] ダイアログでジョブサーバが有効化されている場合にのみ表示されます。
    • ジョブサーバを有効にすると、ジョブサーバ内に保存したジョブを選択できるようなります。ビジョンシステム上に保存したジョブをスタートアップ時にロードするには、ジョブサーバを無効にしてください。
  • [起動時にオンラインモードにする]: このチェックボックスをオンにすると、アクティブな In-Sight ビジョンシステム/センサがオンラインモードで起動します。

    :  ロボットなどの外部デバイスが不意に作動するのを防止するための安全手段として、In-Sight ビジョンシステムでは、[オンライン] チェックボックスがオンの場合、ジョブのロード時に初期化画像を自動的に取得しません。このため、最初の取得トリガを受信するときに、通常のジョブの処理時間よりも処理に時間を要します。後続の画像は通常の速度で処理されます。