識別ツールにデータを入力するには

PLC や PC などの外部デバイスから識別ツールに文字列を入力するには、次の手順に従ってください。

  1. [検査] ステップで、ID コードの読み取り1D コードの読み取り1D コードの読み取り (1-20)2D コードの読み取り2D コードの読み取り (1-20)郵便コードの読み取り識別ツール、または文字認識識別ツールを追加します。
  2. ID コードの読み取り、1D コードの読み取り、1D コードの読み取り (1-20)、2D コードの読み取り、2D コードの読み取り (1-20)、郵便コードの読み取り識別ツールでは、[設定] タブの [モード] を [マッチ文字列] に設定します。文字認識ツールでは、[設定] タブの[モード] を [照合] または [認識と照合] に設定します。
  3. [通信] アプリケーションステップをクリックします。
  4. [通信] グループボックスの [デバイスの追加] ボタンを押します。
  5. [デバイスの設定] グループボックスの [デバイス] ドロップダウンリストから [その他] を選択します。
  6. [プロトコル] ドロップダウンリストから [シリアルテキスト] を選択します。
  7. [OK] ボタンを押します。
  8. [入力文字列] タブをクリックします。
  9. [入力名] ドロップダウンリストから、マッチ文字列の結果を選択します。 EasyBuilder は自動的にジョブを検査し、定義済みツールのマッチ文字列をメニューに表示します。
  10. [シリアルポートの設定] タブをクリックし、アプリケーションに合わせて設定を調整します (必要な場合のみ)。

    :  
    • [シリアルポート設定] オプションは、In-Sight モデルおよび I/O モジュールによって異なります。サポートしている I/O モジュールに接続している場合、[I/O モジュール] ボタンをクリックし、[I/O モジュールの設定] ダイアログを開いて、I/O モジュールを設定します。

    • In-Sight Micro 1000 シリーズビジョンシステムは、CIO-MICRO または CIO-MICRO-CC I/O モジュールに接続している場合のみ、シリアル通信をサポートします。

    • In-Sight 70xx - 74xx シリーズ上でシリアル通信を有効にするには、ブレークアウトケーブルを使用するか、CIO-MICRO または CIO-MICRO-CC I/O モジュールを使用します。 ブレークアウトケーブルに接続している場合 (I/O モジュールに接続されていない場合)、ディスクリート入出力ライン (各 1) をシリアル受信およびシリアル送信に設定することができます。 詳細については、In-Sight 70xx - 74xx ビジョンシステムのシリアル通信を有効にするにはをご参照ください。
    • In-Sight Micro 8000 シリーズビジョンシステムは、CIO-MICRO I/O モジュールに接続している場合のみ、シリアル通信をサポートします。
    • CIO-WENET I/O モジュールは、シリアル通信をサポートしません。

  11. [フォーマット出力文字列] タブをクリックし、[カスタムフォーマット] ボタンを押します。[FormatString] ダイアログから、ツールの結果を選択し、フォーマットします。

    :  外部デバイスからマッチ文字列が入力されるまで、ID コードの読み取りツールまたは文字認識ツールの結果は FAIL となり、マッチ文字列フィールドは TRIG を表示します。
  12. ダイアログの [追加] ボタンを押して、[出力データの選択] ダイアログを開きます。
  13. ダイアログには、ジョブに追加された位置決めツールまたは検査ツールのデータおよびジョブ全体の結果が含まれています。 In-Sight センサから送信するデータをダイアログから選択したら、[OK] ボタンを押します。
  14. [FormatString] ダイアログが再び表示されます。
  15. 文字列を変更したり、[上へ] または [下へ] ボタンを押して、送信されるデータの順番を変更したりすることができます。 文字列の変更を終了したら、[OK] ボタンを押します。
  16. 文字列がフォーマットされたら、ジョブの終了後に、出力データを送信するようになります。
  17. In-Sight センサをオンラインにすると、ツールは入力文字列を受信し、文字列の読み取りまたは照合を試みます。