カラーモデル識別ツールを設定するには
ツールを追加したら、領域のタイプを選択し、画像を設定します。
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[モデル] ドロップダウンリストから、領域のタイプを選択します。選択肢は、[矩形] (デフォルト)、[円]、[円環] または [ポリゴン] です。 カラー全体を囲むように領域を配置、設定します。 処理時間を短縮するため、サーチ領域のサイズをなるべく小さくすることを推奨します。サーチ領域を広げると、その分だけツールの実行時間が増大します。 フィクスチャを使用しない場合、そのカラーがすべての画像のほぼ同じ場所に存在するようにしてください。あるいは、カラーが移動しても十分にカバーできる大きさに領域を設定してください。
注 : ツールを追加した後に、画像内の領域を右クリックし、[領域の変更] オプションから使用する形状を選び、領域のタイプを変更することができます。 - [OK] ボタンを押し、領域を確定してください。ツールの追加を取りやめるには、[キャンセル] ボタンを押します。
- サーチ領域を設定したら、ツールの [カラーライブラリ] を設定し、使用する [カラーモデル] を有効にします。
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カラーツール (カラーブロブ/カラーブロブ (1-10) 位置決めツール、カラーピクセル計数およびカラーブロブ有無判定ツール、カラーブロブ面積/カラーブロブ面積 (1-10) 寸法測定ツール、カラーブロブ計数ツール、カラーモデル識別ツール、カラーから二値化変換画像フィルタツール) を始めて追加した場合、まずカラーライブラリおよびカラーツールを定義する必要があります。
- カラーツールがすでに追加されており、既存のカラーライブラリおよび登録済みのカラーモデルを使用したい場合は、[設定] タブに戻り [カラーライブラリ] を選択してから、[ライブラリ] タブで使用する [カラーモデル] のチェックボックスを ON にします。
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[カラーライブラリ] を定義するまで、ツール結果は自動的に FAIL となります (デフォルト)。[カラーライブラリ] を定義すると、ツールは自動的にライブラリを使用して、ライブラリに含まれる [カラーモデル] すべてを有効にします。
- [カラーモデル] および [カラーライブラリ] を設定したら、ツールは画像を処理します。選択した [カラーモデル] に一致する、サーチ領域内のピクセルはすべて白くなり (255)、選択した [カラーモデル] にマッチしないピクセルはすべて黒くなります (0)。
- ツールの初期設定を済ませたら、検査対象物のばらつきを考慮して、いくつかの画像をロードし、必要に応じてパラメータを調整してください。
- その後、必要に応じて、ツールの入出力プロパティを使用して、ツールデータを他のツール/外部デバイスと共有します。