特徴を選択するには
特徴を選択する際には、次のガイドラインを参考にしてください。
- フィクスチャを使用しない場合、その特徴がすべての画像のほぼ同じ場所に存在するようにしてください。または、特徴が移動しても十分にカバーできる大きさに領域を設定するようにするようにしてください。
- コントラストツールは、検査対象に特徴が存在する場合に複数のグレー値が含まれ、存在しない場合にグレー値が均一となるといったアプリケーションに有用です。
- 輝度やコントラストより微妙な差別化がアプリケーションに必要な場合、ピクセル計数ツールを使用してください。ピクセル計数ツールは、コントラストツールより差異を正確に計測することができます。
例この例では、ボトルキャップ対し、2 つのエッジ位置決めツールが、2 つの検査ツールをフィクスチャするために使用されています。1 つは輝度ツールで、液体の有無を検知するための領域が設定されています。もう 1 つは、コントラストツールで、ボトルキャップが締められているかどうかを検知するための領域が設定されています。輝度ツールは液体部分に領域が設定されています。これは、液体がボトルに入っている場合、単一のグレー値 (約10~20) 、入っていない場合はグレー値が 255 となるためです。シールが破けた場合に、複数のグレー値となるため、コントラストツールの領域は、ボトルキャップ部分に設定されています。