出力: 画像取り込み時に照明を同期させるには
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信号の立ち上がりエッジまたは立ち下がりエッジでストロボにトリガをかけることができます。
ストロボをトリガする信号を送信するには、次の手順に従ってください。
- [画像の設定] ステップで画像取り込みトリガを定義します。 露光時間は外部照明デバイスで設定されているストロボパルス時間よりも 0.50 ミリ秒以上長くする必要があります。
- 出力ラインの [信号タイプ] を [ストロボ] に設定します。
- [詳細] ボタンを押して、信号の [立ち上がりエッジ] または [立ち下りエッジ] でストロボにトリガをかけるように設定します。
- NPN の設定: トリガを [立ち上がりエッジ] に設定すると、画像センサの露光時に信号が HIGH となり、それ以外は LOW になります。[立ち下がりエッジ] に設定すると、画像センサの露光時に信号が LOW になり、それ以外は HIGH となります。露光時は常にパルスとなります。 露光時間は外部ストロボデバイスで設定されているストロボパルス時間よりも 0.50 ミリ秒以上長くする必要があります。
PNP の設定: トリガを [立ち上がりエッジ] に設定すると、画像センサの露光時に信号が LOW となり、それ以外は HIGH になります。[立ち下がりエッジ] に設定すると、画像センサの露光時に信号が HIGH になり、それ以外は LOW となります。露光時は常にパルスとなります。 露光時間は外部ストロボデバイスで設定されているストロボパルス時間よりも 0.50 ミリ秒以上長くする必要があります。
注 :- In-Sight 5600 シリーズ、5705、5705C、5715 および 9902L ビジョンシステムでは、ストロボ動作が反転しています。例えば、NPN 配線では、立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジが PNP 配線のように動作します。
- In-Sight 9902L ラインスキャンビジョンシステムで、ストロボを使用する場合、
- ストロボは PNP 配線を使用し、[ストロボ]/[照明制御] トリガを [立ち上がりエッジ] に設定してください。
- ビジョンシステムが画像取り込みトリガを受信すると、出力ラインはパルスを発信し、ストロボが露光時間中、点灯します。 露光完了後、次の画像トリガを受信する前に、最低 100µs が必要です。それ以下の場合、ストロボ正しく機能しません。
- [ストロボ開始位置] を指定します。 このオプションは、In-Sight 9902L ビジョンシステムではサポートされていません。
- 画像取り込み開始: In-Sight ビジョンシステムが画像取り込みを開始するときにストロボ出力を開始するよう指定します。In-Sight Micro 8405 ビジョンシステムを除くすべてのビジョンシステムモデルでサポートされています。
- カメラトリガ: カメラトリガイベントを受信したときにストロボ出力を開始するよう指定します。In-Sight Micro 8405 ビジョンシステムを除くすべてのビジョンシステムモデルでサポートされています。
- すべての行を露光: すべてのピクセル行を露光するときのみストロボ出力を開始します。In-Sight Micro 8405 ビジョンシステムでのみサポートされています。
注 :
- 照明デバイスを正常に作動させるには、In-Sight ビジョンシステムと照明デバイスが共通のグラウンドに接続されている必要があります。
- In-Sight Micro 1000 シリーズ、In-Sight 5000 シリーズ (5604 を除く), In-Sight 76xx - 79xx シリーズ、In-Sight Micro 8000 シリーズおよび In-Sight 9000 シリーズビジョンシステムは、HSOUT 1 ラインで [ストロボ] 信号タイプをサポートします。
- In-Sight 70xx - 74xx シリーズビジョンシステムは、HSOUT 0 ラインで [ストロボ] 信号タイプをサポートします。
- In-Sight Micro 8405 ビジョンシステムでは、ストロボ開始位置は [すべての行を露光] に固定されています。すべてのピクセル行が露光されたときのみ、パルス信号が出力されます。 In-Sight Micro 8405 でストロボを使用している場合、フルフレーム画像キャプチャでは、ストロボのパルス時にすべてのピクセル行が露光されるよう、露光時間を 72ms 以上に設置することが推奨されます。詳細については、ローリングシャッターの操作をご参照ください。
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信号の立ち上がりまたは立ち下がりエッジで外部照明にトリガをかけることができます。
外部照明をトリガする信号を送信するには、次の手順に従ってください。
- In-Sight 5000 シリーズビジョンシステムにログオンし、CIO-1460 I/O モジュールに接続します。
- [画像の設定] ステップで画像取り込みトリガを定義します。 露光時間は外部照明デバイスで設定されているストロボパルス時間よりも 0.50 ミリ秒以上長くする必要があります。
- 出力ライン HSOUT1 の [信号タイプ] を [照明制御] に設定します。
- [詳細] ボタンを押して、信号の [立ち上がりエッジ] または [立ち下りエッジ] でストロボにトリガをかけるように設定します。
注 :
- 照明デバイスを正常に作動させるには、In-Sight ビジョンシステムと照明デバイスが共通のグラウンドに接続されている必要があります。
- この出力タイプは、In-Sight 5000 ビジョンシステムシリーズを使用し、CIO-1460 I/O モジュールを設定した場合、高速出力ライン 1 (HSOUT1) でのみ有効です。