論理演算関数
論理演算関数は、In-Sight スプレッドシートにブール代数および条件テストの機能を提供します。ビットごとの関数はすべて、2 進数で表現した引数の各ビット位置に対応する論理演算を実行し、結果として求められた 2 進値を 10 進数形式で返します。 例えば、値 0 のビット 0 は値 1 のビット 0 と比較され、値 0 のビット 1 は値 1 のビット 1 と比較されます。複数の真/偽条件の結果を GUI 表示やディスクリート出力に組み合わせる場合は、ビットごとの関数を、MultiStatus 関数やディスクリート I/O 関数とともに使用すると特に有効です。
演算子 | シンボル |
---|---|
NOT | ! |
AND | && |
OR | || |
等しい | == |
等しくない | <> (または !=) |
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特定のスニペットがスプレッドシートに挿入されるとき、[ジョブの編集] ツールバーに表示される式に、!、&&、||、==、<>、>=、<=、!= などの文字が含まれる場合があります。
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空のセルまたは文字列を含むセルが引数のリストに存在する場合、AND と && 演算子は異なる機能を持ちます。
すべての論理演算関数において、次が適用されます。
- FALSE = 0
- TRUE = ゼロ以外の結果
関数 | 説明 |
And(値1, 値2, ...) |
すべての値がゼロ以外の場合は 1 を返します (論理 AND 注 :
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BitAnd(値1, 値2, ...) |
値のビットごとの AND を返します。 注 : 下位 16 ビットのみを処理します。
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BitNot(値) |
値をビットごとに反転させた結果を返します。 注 : 下位 16 ビットのみを処理します。
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BitOr(値1, 値2, ...) |
値のビットごとの OR を返します。 注 : 下位 16 ビットのみを処理します。
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BitXor(値1, 値2, ...) |
値のビットごとの XOR (排他的 OR) を返します (論理 XOR 注 : 下位 16 ビットのみを処理します。
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If(条件, 値1, 値2) |
条件がゼロ以外の場合は値1 を返し、条件がゼロの場合は値2 を返します。 注 : 条件または引数が空のセルを参照している場合、それらはゼロ (FALSE) と解釈されます。
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InRange(値, 開始, 終了) | Min(開始,終了) ≤ 値 ≤ 最大(開始,終了) の場合、TRUE を返します。 |
Not(値) |
値がゼロ以外の場合は 0 を返し、値がゼロの場合は 1 を返します (論理 NOT)。 |
Or(値1, 値2, ...) |
すべての値がゼロの場合は 0 を返し、ゼロ以外の値がある場合は 1 を返します (論理 OR |