TrainFont
フォント文字を登録します。[関数の挿入] ダイアログから TrainFont を選択した場合、[OCV/OCR フォントの登録] ダイアログが自動的に表示されます。
注 : TrainFont、ReadText、VerifyText の各関数は、In-Sight ファームウェア 4.x.x を搭載した In-Sight ビジョンシステムのみで使用可能です。In-Sight ファームウェア 5.1.0 以上を実行している In-Sight ビジョンシステムでは使用できません。モデル一覧およびサポートされているファームウェアバージョンについては、「ファームウェアバージョン」を参照してください。
In-Sight のフォントについて
フォントは、画像から抽出された 1 つ以上の文字を使って「登録」された、最大 255 の文字モデルのセットです。登録フォントの各文字モデルにはラベルを割り当てる必要があります。
登録フォントはフォントデータ構造体に保存されます。VerifyText は、テキスト文字列の文字、およびフォントに保存された既存の文字モデルを比較して、テキスト文字列の内容を検証します (OCV)。ReadText は、テキスト文字列の文字、およびフォントに保存された文字モデルを比較して、文字列を「読み取り」ます (OCR)。
注 : 均一の文字サイズのフォントのみを登録してください。対応する文字セグメントのサイズも均一である必要があります。フォントサイズが異なる場合は、別の TrainFont 構造体を作成します。また、文字の間隔を学習できるように、文字をブロックとして登録します。
TrainFontの入力パラメータ
画像 | このパラメータは有効な 画像データ構造体を含んでいるスプレッドシートのセルを参照している必要があります。デフォルトで参照されるセルは A0 で、このセルに AcquireImage 関数によって返される 画像データ構造体が含まれています。 | ||||||
表示 |
フォントデータ構造体がスプレッドシート内で選択されたときに適用する、画像上の TrainFont グラフィックスの表示モードを指定します。 注 : この関数がスプレッドシートに挿入されたら、[表示] パラメータの値を数式バーで変更できます。
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TrainFontの出力
戻り値 | 文字モデルのデータベースを含んだフォントデータ構造体。 |
TrainFontデータアクセス関数
データアクセス関数を使用して、次のデータ要素を取得できます。
GetFontLabel(フォント, インデックス) | 参照元のフォントデータ構造体からインデックス付き文字モデルのラベルを返します。 |
GetFontName(フォント) | 参照元のフォントデータ構造体からフォントの名前を返します。 |
GetFontNumCharacter(フォント) | 参照元のフォントデータ構造体の文字モデル数を返します。 |