テキスト (文字照合/認識)

:  
  • TrainFontReadTextVerifyText の各関数は、In-Sight ファームウェア 4.x.x を搭載した In-Sight ビジョンシステムのみで使用可能です。In-Sight ファームウェア 5.1.0 以上を実行している In-Sight ビジョンシステムでは使用できません。モデル一覧およびサポートされているファームウェアバージョンについては、「ファームウェアバージョン」を参照してください。
  • レガシー関数である ReadTextTrainFont および VerifyText 関数の代わりに、OCRMax 関数を使用することを推奨します。OCRMax 関数には拡張性能機能が搭載されています。
  • 特に明記されていない限り、次の関数はそれぞれ、最初のパラメータとして、 データ構造体を参照します。インデックス (ゼロから始まる) は、構造体からインデックスされている OCV/OCR 文字を決定します。
関数 説明
GetAngle(テキスト) テキスト文字列と画像データ構造体の水平軸の間の角度を返します。GetAngle 関数は、[インデックス] パラメータを無視します。
GetChar(テキスト, インデックス 0, [インデックス 1]) インデックス付き文字を返します。オプションの [インデックス 1] パラメータが 1 の場合は、2 番目に高い得点の文字を返します。オプションの [インデックス 1] パラメータが 1 の場合は、2 番目に高い得点の文字を返します。VerifyText 関数では、2 つの文字の一致得点の差が 10% 未満の場合にのみ、2 番目の得点の文字を返します。
GetCol(テキスト, インデックス) インデックス付き文字の列座標をピクセル単位で返します。
GetContrast(テキスト, インデックス) インデックス付き文字の前景と背景のコントラスト (グレースケール階調で、0~255) を返します。インデックス付き文字が指定されていない場合は、文字列の最初の文字のコントラストを返します。
GetErrorCode(テキスト, インデックス)

各情報文字列に対する診断コードを返します。

閉じた診断コードとそれに対応する情報文字列

:  エラー文字列は、GetErrorString 関数によってスプレッドシートに挿入されます。
コード 対応する文字列
00000011 無効な画像セル参照です。
00400000 無効なフォントセル参照です。
00400002 照合文字列の長さは 32 文字以内でなければなりません。
00400003 照合文字列が入力されていません。
00400004 照合文字列に登録されていない文字が含まれています。
GetErrorString(テキスト, インデックス)

エラー文字列を返します。

閉じたエラー文字列

:  エラーコードは、GetErrorString 関数によってスプレッドシートに挿入されます。
コード 対応する文字列
00000011 無効な画像セル参照です。
00400000 無効なフォントセル参照です。
00400002 照合文字列の長さは 32 文字以内でなければなりません。
00400003 照合文字列が入力されていません。
00400004 照合文字列に登録されていない文字が含まれています。
GetHigh(テキスト, インデックス) インデックス付き文字の高さをピクセル単位で返します。
GetPassed(テキスト, インデックス) インデックス付き文字の合格/不合格ステータスを返します。[インデックス] パラメータが指定されていない場合は、文字列全体の合格/不合格ステータスを返します。文字列のすべての文字が合格の場合にのみ、文字列全体が合格になります。
GetRow(テキスト, インデックス) インデックス付き文字の行座標をピクセル単位で返します。
GetScore(テキスト, インデックス 0, [インデックス 1]) インデックス付き文字の一致得点 (0 ~ 100) を返します。オプションの [インデックス 1] パラメータが 1 の場合は、2 番目に高い得点の文字の得点を返します。VerifyText 関数では、2 つの文字の一致得点の差が 10% 未満の場合にのみ、2 番目に高い得点の文字を返します。
GetString(テキスト) テキスト文字列を返します。
GetWide(テキスト, インデックス) インデックス付き文字の幅をピクセル単位で返します。