Delete File

指定したジョブまたはセルデータ (.cxd) ファイルを In-Sight ビジョンシステムのフラッシュメモリ (RAM ディスクまたは SD カード) から削除します。

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  • In-Sight ビジョンシステムはオフラインになっている必要があります。
  • ビジョンシステムの RAMDisk フォルダに格納されているジョブまたは CXD ファイルを削除する場合のシンタックスは、DFRAMDisk/[Filename] です。例えば、ビジョンシステムの RAMDisk フォルダに格納されているファイル「Test.job」を削除するには、次のコマンドを発行します。「DFRAMDisk/Test.job」。
  • ビジョンシステムの SD Card フォルダに格納されているジョブまたは CXD ファイルを削除する場合のシンタックスは、DFSDCARD/[Filename] です。例えば、ビジョンシステムの SD Card フォルダに格納されているファイル「Test.job」を削除するには、次のコマンドを発行します。「DFSDCARD/Test.job」。

Syntax:DF[Filename]

Delete Fileの入力パラメータ

Syntax:DF[Filename]

入力

説明

Filename

ジョブ または .CXDファイルの名前。ファイル拡張子は、.JOB または .CXD にする必要があります

Delete Fileの出力

戻り値

ステータスコードの後に、行の終端文字が続きます。ステータスコードは次のとおりです。

1

コマンドは正常に実行されました。

0

認識されないコマンドが送信されました。

-1

ファイル名が見つかりません。

-2

ファイルを削除できないか、ビジョンシステムがオンラインになっているか、指定した名前のファイルが存在しないか、またはジョブデータが無効なため、コマンドを実行できませんでした。

-6

ユーザはコマンドを実行するためのフルアクセスのアクセス権を持っていません。

Delete File

例: ジョブファイルを削除する

In-Sight ビジョンシステムからジョブ「Test.job」を削除するには、次のコマンドを発行します。DFTest.job

In-Sight ビジョンシステムは、続く行にステータスコード 1 を表示して応答し、ジョブが正常に削除されたことを示します。

例: .CXD ファイルを削除する

In-Sight ビジョンシステムの RAMDisk フォルダから「FindPatterns.cxd」を削除するには、次のコマンドを発行します。DFRAMDisk/FindPatterns.cxd

In-Sight ビジョンシステムは、続く行にステータスコード 1 を表示して応答し、.CXD ファイルが正常に削除されたことを示します。