EtherNet/IP による通信
EtherNet/IP は、Rockwell ControlLogix および CompactLogix PLC によって使用されるアプリケーションレベルのプロトコルで、Ethernet の TCP/IP 層と UDP/IP 層の最上位に実装されます。共通の CIP (Control and Information Protocol) を通じて、ControlNet および DeviceNet とオブジェクトモデルを共有しています。
このプロトコルによって、Ethernet 経由でのデータと I/O 信号の転送が可能になります。
非明示的メッセージと明示的メッセージ
EtherNet IP を使用した通信方法には、非明示的メッセージと明示的メッセージの 2 つの方法があります。In-Sight ビジョンシステムは、任意の時点において、1 つの I/O クライアント (ホストビジョンシステムと通信する PLC デバイス) からの明示的または非明示的メッセージをサポートします。
非明示的メッセージ | 明示的メッセージ |
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In-Sight オブジェクトモデルと入出力アセンブリオブジェクト
In-Sight オブジェクトモデルと入出力アセンブリオブジェクトのレイアウトおよび設定は、In-Sight ファームウェアに依存しています。
- In-Sight 4.x.x ファームウエアの場合の EtherNet/IP オブジェクトモデルと入出力アセンブリオブジェクト
- In-Sight 5.x.x ファームウエアの場合の EtherNet/IP オブジェクトモデルと入出力アセンブリオブジェクト
Requested Packet Interval (RPI)
Requested Packet Interval (RPI) により、コントローラと I/O モジュールの間で周期データパケットが交換される頻度が決まり、一般にはミリ秒単位で入力されます。センサは、最初の 15 ミリ秒間に 1 ~ 15 ミリ秒間隔で RPI 値を受け入れます。RPI 値が 15 より大きい場合、センサは 5 ミリ秒の増分で値を受け入れます。16 と 20 の間の値の場合、データは 20 ミリ秒の増分で交換されます。21 と 25 の間の値の場合、データは 25 ミリ秒の増分で交換されます。
これは、4.x および 5.x のファームウェアバージョンに適用されます。