Send Message

文字列をネイティブモード接続経由で In-Sight のスプレッドシートに送信します。スプレッドシートのイベントをトリガすることもできます。

Send Messageの入力パラメータ

Syntax:SM"String"[Int]

入力 説明
"String"

設定する文字列。

:  文字列は引用符で囲む必要があります。
Int

設定するイベントコード。

:  これはオプションのパラメータです。

(0 ~ 7)

ソフトトリガを指定します (ソフト 0、ソフト 1、...、ソフト 7)。

8

画像を取り込み、スプレッドシートを更新します。このオプションでは、AcquireImage 関数の [トリガ] パラメータを、[外部] または [手動] に設定する必要があります。

Send Messageの出力

戻り値

ステータスコード。ステータスコードは次のとおりです。

1 コマンドは正常に実行されました。
0 認識されないコマンドが送信されました。
-1 番号が範囲 (0 ~ 8) 外か、または整数ではありません。
-2 コマンドを実行できなかったか、センサがオフラインです。
-6 ユーザはコマンドを実行するためのフルアクセスのアクセス権を持っていません。

Send Message の例

例: テキスト文字列を送信する

  1. セル A2 および A3 には、次が格納されていると仮定します。

    A2 = Event(80,0)

    A3 = ReadMessage(A2)

    スプレッドシートには次のように表示されます。

  2. センサをオンラインにします。Telnet クライアントを使用して、In-Sight センサに Set Event コマンドを発行します。文字列「Test」を送信するコマンドは、SM"Test" です。イベント 0 (ソフト 0) をトリガするコマンドは SE0 です

    セル A3 の ReadMessage 関数によって「Test」と表示されます。

例: 文字列を送信して、スプレッドシートイベントをトリガする

  1. セル A2 および A3 には、次が格納されていると仮定します。

    A2 = Event(80,0)

    A3 = ReadMessage(A2)

    スプレッドシートには次のように表示されます。

  2. センサをオンラインにします。Telnet クライアントを使用して、In-Sight センサに Send Message コマンドを発行します。「Test」という文字列を送信し、イベント 0 (ソフト 0) をトリガするコマンドは、SM"Test"0 です。

  3. センサをオフラインにします。セル A3 の ReadMessage 関数によって「Test」と表示されます。