Set Event and Wait

指定したイベントをトリガして、コマンドが完了してから応答を返します。

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  • In-Sight ビジョンシステムはオンラインになっている必要があります。
  • ネイティブモード コマンドによる、PLC/モーションコントローラからの取り込みトリガを許可するように、In-Sight ビジョンシステムを設定する場合は、SetEvent and Wait 関数を利用して、イベントコードを 8 (SW8) に設定することを推奨します。これによって、ビジョンシステムは、画像取り込みと検査の両方が完了してから「完了」レスポンスを PLC/モーションコントローラに送り返すようになるため、前の検査結果が PLC/モーションコントローラに送信されることはなくなります。ビジョンシステムからの「完了」レスポンスを使用して、検査結果の読み取り要求を送信する条件付き PLC ロジックを作成することもできます。

Set Event and Waitの入力パラメータ

Syntax:SW[Int]

入力

説明

Int

設定するイベントコード。

(0 ~ 7)

ソフトトリガ (ソフト 0、ソフト 1、...、ソフト 7) を指定します。

8

画像を取り込み、スプレッドシートを更新します。このオプションでは、AcquireImage 関数の [トリガ] パラメータを、[外部][手動]、または [ネットワーク] に設定する必要があります。

Set Event and Waitの出力

戻り値

1 コマンドは正常に実行されました。
0 認識されないコマンドが送信されました。
-1 番号が範囲 (0 ~ 8) 外か、または整数ではありません。
-2 コマンドを実行できなかったか、センサがオフラインです。
-6 ユーザはコマンドを実行するためのフルアクセスのアクセス権を持っていません。

Set Event and Wait

イベント 0 (ソフト 0) をトリガするコマンドは SW0 です。コマンドが完了するまで、応答は送信されません。

  1. セル A2 および A3 には、次が格納されていると仮定します。

    A2 = Event(80,0)

    A3 = Count($A$2,9999,0,0)

    スプレッドシートには次のように表示されます。

  2. センサをオンラインにします。Telnet クライアントを使用して、連続した 4 つの Set Event & Wait コマンドを発行します。

    SW0 が送信されるたびに、セル A3 のカウンタが 1 ずつ増加されます。