[監査メッセージの設定] ダイアログ
[監査メッセージの設定] ダイアログでは、アクティブなビジョンシステムの自動監査メッセージの有効化または無効化、監査メッセージサーバの IP アドレスと TCP/IP ポートの指定、および監査メッセージを生成するイベントタイプの指定を行うことができます。
注 : Cognex では、In-Sight ビジョンシステムからの監査メッセージを「リスン」する方法を示す Cognex 監査メッセージサーバを用意しています。メッセージは、ユーザ保守監査トレイルログまたはデータベースアプリケーションにアーカイブすることができます。詳細については、コグネックスの代理店にお問い合わせください。
[監査メッセージの設定] ダイアログを表示するには
- [センサ] メニューで、[監査メッセージの設定] をクリックします。
[監査メッセージの設定] ダイアログの設定項目
- [監査メッセージを有効にする]: アクティブなビジョンシステムの自動監査メッセージを無効にします。
- [サーバアドレス]: 監査メッセージサーバの IP アドレスを指定します。
- [サーバポート]: 監査メッセージサーバの TCP/IP ポートを指定します。(デフォルト = 5753)
注 : 有効なポート番号は、In-Sight 通信のために予約されているポートを除いて、1 ~ 65535 の未使用の任意の番号です。
- [メッセージタイプ]: 監査メッセージの生成対象となるイベントのタイプを指定します。
[システムイベント]: In-Sight のシステムイベント (ビジョンシステムのログオン/ログオフ、ジョブファイルのロードまたは保存、オンラインモードからオフラインモードへの遷移、システムの起動、およびファームウェア更新) が発生すると、監査メッセージが生成されます。特定のイベント (起動、ジョブを開く、ジョブの保存、ログオン失敗およびファームウェア更新) の場合には、追加データを <value> タグで囲んで、追加の情報が伝達されます。
注 :- [無効なパスワード]: 入力したパスワードが正しくありません。
- [無効なユーザ名]: 入力したユーザ名は [ユーザリスト] 内に存在しません。
- [System Locked (システムがロックされました)]: ビジョンシステムは別のユーザによってロックされます。この情報は、通常、ファームウェアの更新が進行しているときに表示されます。
- [Access Not Permitted For User (ユーザにアクセスは許可されていません)]: ユーザにはビジョンシステムにアクセスする権限がありません。
- [Spreadsheet Vew Access Not Permitted (スプレッドシートビューへのアクセスは許可されていません)]: ユーザにはビジョンシステムのスプレッドシートビューへのアクセス許可がありません。この情報は、通常、ユーザが EasyBuilder ビューに対してのみアクセス権を持っている場合に表示されます。
- [Unspecified Failure (未指定の障害)]: 不明な理由でログオンの試みに成功しませんでした。
- [タグ付きセル変更時]: In-Sight Explorer、カスタムアプリケーション、VisionView、または PLC を使用してシンボリックタグ付きセルを編集する (例えば、セルの数式または対話型コントロールの値を変更する場合など) と、監査メッセージが生成されます。
- [システム設定変更時]: システム設定 (proc.set ファイルに保存されているすべての設定) を変更すると、監査メッセージが生成されます。