[PROFINET の設定] ダイアログ

[PROFINET の設定] ダイアログでは、Siemens PLC と通信する In-Sight ビジョンシステムを設定します。

 

[PROFINET の設定] ダイアログを表示するには

  1. [ネットワークの設定] ダイアログで、PROFINET の [産業用イーサネットプロトコル] が有効な状態で、[設定] ボタンを押します。

:  [ユーザデータバイパスの有効化] オプションは、In-Sight ファームウェア 5.4.0 以上を実行している In-Sight ビジョンシステムでのみ使用可能です。モデル一覧およびサポートされているファームウェアバージョンについては、ファームウェアのバージョンをご参照ください。 モデル一覧およびサポートされているファームウェアバージョンについては、ファームウェアバージョンをご参照ください。

[PROFINET の設定] ダイアログの設定項目

  • [PROFINET ステーション名を有効にする]: このチェックボックスの設定により、PROFINET プロトコルでビジョンシステムのホスト名またはステーション名が使用されるかどうかが決まります。デフォルトでは、この設定はオフになっています。
  • ステーション名: PROFINET プロトコルで使用するビジョンシステムの名前を指定します。ステーション名の最大長は 239 文字です。ステーションの [ステーション名] フィールドのシンタックスは、次のルールに従う必要があります。 
  • 1 つのラベル、またはピリオド (.) で区切られた複数のラベル。
  • 全長が 1 ~ 239 文字の範囲である。
  • ラベルの長さは合計で 1 ~ 63 字。
  • ラベルの文字は a ~ z、0 ~ 9 で構成。
  • 頭文字がハイフンマイナス記号 (-) のラベルは不可。
  • 最後の文字がハイフンマイナス記号 (-) のラベルは不可。
  • 最初のラベルを「port-xyz」または「port-xyz-abcde」(ただし、a ~ e、x ~ z の各文字は 0 ~ 9 の数字) で開始することは不可。
  • 「n.n.n.n」形式 (ただし、n = 0 ~ 999) のステーション名は不可。
  • RFC 3490 が適用される場合、ラベルは「xn-」のみで開始。
  • [ユーザデータバイパスの有効化]: キャッシュデータをバイパスし、未処理のユーザデータを直接読み取るには、このチェックボックスをオンにします。デフォルトでは、この設定はオフになっています。