BoundingRectangle

指定した (インデックスで指定された) ブロブを囲む矩形を指定します。この関数は、指定したの入力パラメータに基づいて、ブロブのすべての点を囲む矩形を検出します。

BoundingRectangleの入力パラメータ

Syntax:BoundingRectangle(ブロブ,インデックス,配置,角度,パディング.高さ,パディング.幅,表示)

ブロブ

このパラメータは、ExtractBlobsFindBlobs、または SortBlobs 関数によって返される有効なブロブデータ構造体を含んでいるスプレッドシートのセルを参照している必要があります。

インデックス

ブロブ構造体でのブロブのインデックスを指定します。

配置

検出された矩形の配置を指定します。サンプルについては、ここ閉じたをクリックしてください

0 = ブロブ座標フレーム (デフォルト)

矩形がブロブの角度と同じ角度になるように指定します。

:  ブロブの角度は GetAngle 関数によって返すことができます。
1 = 画像座標フレーム 角度 0° でブロブに最適な矩形を指定します。
2 = ユーザ座標フレーム [角度] パラメータによって使用される角度で、ブロブに最適な矩形を指定します。

角度

外接する矩形の検出に適切な角度 (-360 ~ 360) を指定します。

パディング

ブロブと矩形の間のスペースの量をピクセル単位で指定します。

高さ ブロブおよび矩形の上部と下部の間のスペースの量を、ピクセル単位で指定します (0 ~ ((画像の高さ÷ 2) - 1))
ブロブおよび矩形の左側と右側の間のスペースの量を、ピクセル単位で指定します (0 ~ ((画像の幅÷ 2) - 1))

表示

画像上のグラフィックスオーバレイのBoundingRectangle表示モードを指定します。

0 = 非表示 (デフォルト) 関数を含んでいるセルがスプレッドシート内でハイライトされている場合を除き、BoundingRectangleすべてのグラフィックスが表示されません。
1 = 結果のグラフィックスのみ 外接する矩形の領域が常に表示されます。

BoundingRectangleの出力

戻り値 インデックスで指定されたブロブから、外接する最適な矩形を定義する領域データ構造体。入力パラメータのいずれかが無効であれば #ERR を返します。
結果 この関数が初めてセルに挿入されると、スプレッドシート内に結果テーブルが自動的に作成されます。

BoundingRectangleデータアクセス関数

次のデータアクセス関数がスプレッドシートに自動挿入され、結果テーブルが作成されます。

GetRow(領域) 画像座標系での、領域の原点の行オフセット。
GetCol(領域) 画像座標系での、領域の原点の列オフセット。
高さ GetHigh(領域) 領域の X 軸に沿った寸法。
GetWide(領域) 領域の Y 軸に沿った寸法。
角度 GetAngle(領域) 画像座標での角度。