PairEdges
エッジの配列をエッジペアの配列にソートします。PairEdges 関数は、エッジデータ構造体で指定した許容値内のエッジペアをスキャンします。ペアに属するエッジは、連続して順序付けされます。例えば、ペアの 1 番目のエッジは偶数のインデックス番号、ペアの 2 番目のエッジは奇数のインデックス番号となります。
PairEdgesの入力パラメータ
Syntax:PairEdges(エッジ,ペア数,エッジ: 第 1,エッジ: 第 2,エッジ距離: 最小,エッジ距離: 最大,中間エッジ.最小 黒→白,中間エッジ.最大 黒→白,中間エッジ.最小 白→黒,中間エッジ.最大 白→黒,表示)
エッジ |
エッジデータ構造体を含んでいるスプレッドシートセルへの参照。複数の直線エッジで構成する必要があります。 注 : PairEdges 関数は、Caliper 関数によって返されるエッジデータ構造体を参照することはできません。
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ペア数 | 報告されるペアの最大数を指定します。(0 ~ 80、デフォルト = 1)。 | ||||||||
エッジ: 第 1 |
ペアの 1 番目のエッジの極性を指定します。PairEdges 関数は、1 番目のエッジが指定極性を持つエッジペアだけを報告します。
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エッジ: 第 2 |
ペアの 2 番目のエッジの極性を指定します。PairEdges 関数は、2 番目のエッジが指定極性を持つエッジペアだけを報告します。
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エッジ距離: 最小 | ペアのエッジ間の最小円弧距離 (0 ~ 1920、デフォルト = 0) を指定します。PairEdges 関数は、[エッジ距離: 最小] の距離よりも離れているエッジペアのみを報告します。 | ||||||||
エッジ距離: 最大 | ペアのエッジ間の最大円弧距離 (0 ~ 1920、デフォルト = 50) を指定します。PairEdges 関数は、[エッジ距離: 最大] の距離よりも近いエッジペアのみを報告します。 | ||||||||
中間エッジ |
エッジペアの終了ポイント間に位置するエッジについて、予想される数および極性を指定します。PairEdges 関数は、予想される数の中間エッジを含んでいるエッジペアのみを報告します。
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表示 |
画像上の PairEdges グラフィックスオーバレイの表示モードを指定します。
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PairEdgesの出力
戻り値 | ペアエッジを含むエッジデータ構造体。入力パラメータが無効であれば #ERR を返します。 |
結果 | PairEdges 関数を初めてセルに挿入すると、スプレッドシート内に結果テーブルが自動的に作成されます。 |
PairEdgesデータアクセス関数
次のデータアクセス関数がスプレッドシートに自動挿入され、結果テーブルが作成されます。
ペア数 | GetNFound(エッジ) | 検出されたエッジペアの数 |
最小距離 | PairMinDistance(エッジ) | ペアになっているエッジ間の最小距離 |
最大距離 | PairMaxDistance(エッジ) | ペアになっているエッジ間の最大距離 |
平均距離 | PairMeanDistance(エッジ) | ペアになっているエッジ間の平均距離 |
距離の標準偏差 | PairSDevDistance(エッジ) | ペアになっているエッジ間の距離の標準偏差。 |
次のデータアクセス関数を使用して、そのほかのデータの取得ができます。
角度 | GetAngle(エッジ, インデックス) | 指定したエッジの角度。 |
行 0 | GetRow(エッジ, エッジインデックス, 0) | 指定されたエッジの 1 番目の始点の行座標 |
列 0 | GetCol(エッジ, エッジインデックス, 0) | 指定されたエッジの 1 番目の始点の列座標 |
行 1 | GetRow(エッジ, エッジインデックス, 1) | 指定されたエッジの 2 番目の終点の行座標 |
列 1 | GetCol(エッジ, エッジインデックス, 1) | 指定されたエッジの 2 番目の終点の列座標 |
得点 | GetScore(エッジ, エッジインデックス) | 指定したエッジのエッジコントラスト得点 |