[編集] メニュー

EasyBuilder ビュー

[編集] メニューには、ジョブデータ、ファイル、画像を操作するための機能が含まれています。

:  EasyBuilder ビューがアクティブであるとき、[編集] メニューのコマンドは [位置決め] および [検査] ステップのみで利用することができます。[In-Sight のファイル] ペインがアクティブであるとき、編集コマンドの一部をファイル管理に利用することができます (あるビジョンシステムから別のビジョンシステムにファイルをコピーして貼り付けるなど)。 

[編集] メニューの項目

  • [元に戻す]: EasyBuilder ジョブに対する編集の最後の操作 (コピー、ペースト、削除など) を元に戻します。
  • [やり直し]: [元に戻す] コマンドの最後の操作を元に戻します。
  • [切り取り]: EasyBuilder ビューでは使用できません。
  • [コピー]: 選択した位置決めツールまたは検査ツールの内容を EasyBuilder ジョブの位置決めまたは検査ステップのメモリに複製するために保存します。元のコンテンツはそのまま保持されます。[In-Sight のファイル] ペインで [コピー] をクリックすると、ハイライトされた任意のファイルが、目的の In-Sight ビジョンシステムに貼り付けられるように、Windows のクリップボードに置かれます。
  • [貼り付け]: コピーされたデータをメモリから EasyBuilder ジョブの位置決めまたは検査ステップに書き込みます。ファイルを目的の In-Sight ビジョンシステムまたは任意の Microsoft Windows エクスプローラフォルダ (デスクトップを含む) に書き込みます。

    :  画像ファイルIn-Sight ビジョンシステムに貼り付けられると、そのファイルはアクティブな画像になり、image.bmp で表されます。In-Sight ビジョンシステムは、アクティブでない画像を保存しません。ただし、In-Sight エミュレータは、数に制限なく画像を保存できます (PC のハードディスク容量によってのみ制限されます)。
  • [削除]: アクティブであるウィンドウによっては、[削除] を使用して EasyBuilder ジョブのツールを削除することができます。[In-Sight のファイル] がアクティブである場合、[削除] により、特定のファイルを除いて、選択したファイルを削除することができます。
  • [領域の最大化]: 表示領域のサイズに合わせて、選択したツールグラフィックスのサイズを変更します。
  • [HMI ビューの選択]: [HMI ビューの選択] ダイアログを開き、HMI アプリケーションでユーザが確認可能な Run モードビュー、および HMI アプリケーションの [Switch View] ボタンが押されたときにビューの順序を指定します。

スプレッドシートビュー

[編集] メニューには、スプレッドシートのセルデータ、セルの状態ファイルおよび画像を操作するための機能が含まれています。新しいカスタムビューを作成するか、既存のカスタムビューのパラメータを変更することもできます。

:  スプレッドシートビューがアクティブでないとき、次のメニューの一部またはすべてが利用できない場合があります。

[編集] メニューの項目

  • [元に戻す]: 以下の最後の操作を元に戻します。
    • セルの編集 (切り取り、コピー、ペースト、削除)。
    • スプレッドシートの編集 (行/列の追加、削除、挿入、行/列の高さまたは幅の調整、行/列の表示/非表示)。
    • 数式の変更 (絶対/相対参照または関数の削除、ダイアログで加えられた全ての編集を元に戻す、プロパティシートまたは対話型グラフィックスモードセッション)。
    • 対話型グラフィックスモードセッション内の操作。
  • [やり直し]: [元に戻す] コマンドの最後の操作を元に戻します。

    :  [元に戻す] および [やり直し] 操作は、ダイアログまたはプロパティシート内の個々の操作には機能しません。ダイアログまたはプロパティシートが許可されて閉じられると、[元に戻す] ボタンによってセッション全体で加えられたすべての変更が元に戻ります。
  • [切り取り]: 選択した任意のセルのコンテンツを削除して、データのコピーをメモリに置きます。[切り取り] は、多くの場合に、セルデータを「移動」するために ([貼り付け] とともに) 使用されます。

    :  ある In-Sight ビジョンシステムのスプレッドシートビューからデータを切り取った場合、そのデータを別のビジョンシステムのスプレッドシートビューに貼り付けることはできません。データは、同じビジョンシステムのスプレッドシートビューに貼り付ける必要があります。新しいジョブがアクティブな In-Sight ビジョンシステムにロードされる場合、またはビジョンシステムが再起動される場合、クリップボードのデータは失われることに注意してください。異なる In-Sight ビジョンシステム間で作業する際は、[切り取り] と [貼り付け] ではなく、[コピー] と [貼り付け] を使用してください。
  • [コピー]: 選択したセルのコンテンツを、スプレッドシート内のほかのセルに複製するために、メモリに保存します。元のコンテンツはそのまま保持されます。[In-Sight のファイル] ペインで [コピー] をクリックすると、ハイライトされた任意のファイルが、目的の In-Sight ビジョンシステムに貼り付けられるように、Windows のクリップボードに置かれます。
  • [貼り付け]: 切り取りまたはコピーされたデータを、メモリから、アクティブセルに関連するスプレッドシートに書き込みます。ファイルを目的の In-Sight ビジョンシステムまたは任意の Microsoft Windows エクスプローラフォルダ (デスクトップを含む) に書き込みます。

    :  画像ファイルIn-Sight ビジョンシステムに貼り付けられると、そのファイルはアクティブな画像になり、image.bmp で表されます。In-Sight ビジョンシステムは、アクティブでない画像を保存しません。ただし、In-Sight エミュレータは、数に制限なく画像を保存できます (PC のハードディスク容量によってのみ制限されます)。
  • [クリア]: データ、フォーマット、コンテンツ、コメント、およびシンボリックタグをセルから削除します。
    • [すべて]: コメントおよびシンボリックタグを含むすべてのコンテンツとフォーマットを、選択したセルから削除します。
    • [フォーマット]: 項目から、フォーマットのみを削除します。コンテンツおよびコメントは変更されません。
    • [コンテンツ]: セルのフォーマットまたはコメントに影響を与えることなく、選択したセルからセルのコンテンツ (データおよび数式) を削除します。
    • [コメント]: 選択したセルに添付されたコメントのみを削除します。セルのコンテンツおよびフォーマットは変更されません。
    • [シンボリックタグ]: 選択したセルに添付されたシンボリックタグのみを削除します。セルのコンテンツおよびフォーマットは変更されません。
  • [削除]: アクティブであるウィンドウによっては、[削除] を使用してスプレッドシートからファイルまたはセルを削除することができます。[In-Sight のファイル] がアクティブである場合、[削除] によって特定のファイルを削除することができます。スプレッドシートビューがアクティブでスプレッドシートが表示されている場合、[Delete Cells] ダイアログ経由で [削除] を使用して、現在選択されているセルに関連するスプレッドシートからセルを削除します。このオプションを利用するには、少なくとも 1 つのセルがハイライトされている必要があります。削除するセルは、既存のセルを右または下に移行するか、またはセルの列または行全体を削除するかを指定できます。

    :  一部のファイルは In-Sight ビジョンシステムから切り取りまたは削除を実行することができません。また、セル A0 はスプレッドシートから削除することはできません。
  • [検索]: [検索] ダイアログのパラメータを使用して、スプレッドシートで指定したテキスト文字列または数値を検索し、そのテキストまたは数値が含まれる最初のセルを選択します。テキスト文字列または数値が行、列、数式、値またはコメントにあるのか、文字の大文字/小文字、すべてのセルを特定する必要があるのかどうかを指定することにより、検索を最適化することができます。
  • [移動]: [移動] ダイアログによって、特定のセルに直接ジャンプし、そのセルをアクティブセルにすることができます。
  • [セルのグラフィック]: アクティブセル内の関数に、関連する対話型グラフィックスがある場合、対話型グラフィックスモードを呼び出します。それ以外の場合、このメニューオプションは無効になります。
  • [領域の最大化]: セルグラフィックスの領域サイズを、参照している画像データ構造体の画像領域と同じサイズに変更します。セル A0 は、デフォルトの画像ソースです。アクティブセル内の関数に関連するセルグラフィックスの領域がない場合、このメニューオプションは無効になります。
  • [セル状態]: [セル状態] ダイアログにより、選択したセルを明示的または条件付きのいずれかで有効または無効にすることができます。これにより、各画像取り込みサイクルにおいて、選択したセル内の式を実行するかどうかが決まります。
  • [カスタムビューの設定]: [カスタムビューの設定] ダイアログによって、カスタムビューのプロパティを定義します。複数のセルが選択されている場合、選択された範囲が、新しいカスタムビューのセル範囲として使用されます。
  • [EasyView の設定]: [EasyView の設定] ダイアログを開いて、VisionView のデータの表示方法をカスタマイズします。

  • [HMI ビューの選択]: [HMI ビューの選択] ダイアログを開き、HMI アプリケーションでユーザが確認可能な Run モードビュー、および HMI アプリケーションの [Switch View] ボタンが押されたときにビューの順序を指定します。