Store File
現在のジョブを、In-Sight ビジョンシステムのフラッシュメモリ (RAM ディスクまたは SD カード) に保存します。
注 :
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[オンラインでもジョブを保存] チェックボックスがオンの場合、[フル] または [プロテクト] レベルのアクセス権を持つユーザは、オンライン中にジョブを保存できます。[オンラインでもジョブを保存] チェックボックスがオフの場合、ジョブを保存するには、ビジョンシステムはオフラインでなければなりません。
- 現在のジョブファイルを指定したファイル名でビジョンシステムの RAMDisk フォルダに保存するシンタックスは、TFRAMDisk/[Filename] です。例えば、ビジョンシステムの RAMDisk フォルダに「Test.job」を保存するには、次のコマンドを発行します。「TFRAMDisk/Test.job」。
- 現在のジョブファイルを指定したファイル名でビジョンシステムの SD Card フォルダに保存するシンタックスは、TFSDCARD/[Filename] です。例えば、ビジョンシステムの SD Card フォルダに格納されているファイル「Test.job」を保存するには、次のコマンドを発行します。「TFSDCARD/Test.job」。
- [ジョブサーバの設定] ダイアログを使用して、In-Sight ビジョンシステムの In-Sight ジョブファイルをホストする FTP サーバを設定します。これにより、PLC やロボットコントローラなどの別のデバイスでは、LF および TF ネイティブモードコマンドを介し、場所を指定することなくジョブを変更することができます。
Store Fileの入力パラメータ
シンタックス: TF[Filename]
入力 | 説明 |
Filename | ジョブの名前。ファイル拡張子は、.JOB である必要があります。 |
Store Fileの出力
ステータスコードの後に、行の終端文字が続きます。ステータスコードは次のとおりです。
1 | コマンドは正常に実行されました。 |
0 | 認識されないコマンドが送信されました。 |
-1 | ファイル名が見つかりません。 |
-2 | ジョブの保存に失敗したか、ビジョンシステムがオンラインになっているか、またはファイルが見つからなかったため、コマンドを実行できませんでした。 |
-6 | ユーザはコマンドを実行するためのフルアクセスのアクセス権を持っていません。 |
Store File例
現在のジョブに「TEST」という名前を付けて In-Sight ビジョンシステムのフラッシュメモリに保存するには、次のコマンドを発行します。TFTest.job
In-Sight ビジョンシステムは、現在のジョブが正常に保存されたことを示す 1 を返すことによって応答します。