SD カードにデータファイルを転送したり、またはデータ文字列の追記を行うには
SD カードにデータファイルを転送したり、またはデータ文字列の追記を行うように、In-Sight ビジョンシステムを設定することができます。 この機能は、データ結果のログ作成に使用されます。 このログはファイルで参照できます。
SD カードにデータファイルを転送したり、またはデータ文字列の追記を行うには:
- [通信] グループボックスの [SD カード] を選択します。
- [ファイル] タブを選択します。
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[追加] ボタンを押してエントリを追加し、画像転送のパラメータを設定します。
注 : 1 つのジョブで、複数のファイルを転送させることもできます。 - In-Sight ビジョンシステムをオンラインにします。 データ転送を実行するには、ビジョンシステムをオンラインにする必要があります。オフライン時にはデータは転送できません。
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ビジョンシステムをトリガします。 トリガのたびに、データファイルを転送するか、あるいはデータ文字列をファイルに追記します。ファイルは、SD カードに保存されます。
注 : [転送条件] を [なし] (デフォルト) に設定している場合、画像を取り込むたびに、データファイルを転送するか、あるいはデータ文字列をファイルに追記します。 [転送条件] を [なし] 以外に設定している場合、指定のイベントが発生するたびに、データファイルを転送するか、あるいはデータ文字列をファイルに追記します。 例えば、[転送条件] を [ジョブ.FAIL] に設定している場合、ジョブが FAIL するたびに、データファイルを転送するか、あるいはデータ文字列をファイルに追記します
コントロール
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転送操作の実行可否 (デフォルトは ON) を定義したり、VisionView オペレータインタフェースパネルに表示し、オペレータによって編集可能な EasyView アイテム (WriteILocal_1.ツール_有効など) として公開するかどうかを定義します。
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ツールの PASS または FAIL 時、または入力を受信したときなど、いつ画像を SD カードに送信するかを定義します。 デフォルトは、[なし] です。[有効] チェックボックスが ON の場合、画像を取り込むたびにデータを転送します。 [有効] チェックボックスが OFF になっている場合、または参照されたツールが無効になっている場合は、転送は実行されません。
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転送ファイルのフォーマットを定義します。選択肢は、Text、HTML (デフォルト)、XML または CSV です。
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データをファイルに書き込む方法を指定します。
- 上書き: ファイル内のデータを上書きします。
- 追加: ファイルの最後にデータ文字列を追記します。
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ファイルに書き込むデータを [フォーマット文字列] ダイアログを使用して定義します。
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転送するファイルの名前のプレビューを表示します。デフォルトでは、「File」が表示されます。 ファイル名は、[デフォルトファイル名]、[リンクの追加] および [タイムスタンプの追加] パラメータを使用してカスタマイズすることができます。
- 最低 1 つ以上のパラメータを定義する必要があります。 [デフォルトファイル名] が空白で、[リンクの追加] および [タイムスタンプの追加] パラメータが OFF の場合、ファイルの転送に失敗します。
- パラメータの順番は変更することはできません。
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転送するファイルの名前を定義します。デフォルトは「File」です。 ロングファイル名がサポートされています。
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選択したツールをリンクして、その結果を転送するファイルの名前に追加するかどうかを定義します。 デフォルトでは、チェックボックスは OFF となっています。
- リンクされているツールの文字列に、<、>,、:、"、/、\、|、? または *が含まれている場合、ファイルの転送に失敗します。
- リンク可能なツールを EasyBuilder が検出できない場合、[リンクの追加] チェックボックスはグレーアウトされます。
- ジョブからリンクが削除されると、[リンクの追加] チェックボックスは自動的に OFF となります。
- [リンクの追加] チェックボックスを ON にし、ドロップダウンリストから [未定義] を選択すると、予期しない結果が起こることがあります。
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転送するファイルの名前に、タイムスタンプを追加するかどうかを定義します。 デフォルトでは、チェックボックスは OFF となっています。 ON にすると、ドロップダウンリストから次の定義済タイムスタンプフォーマットを選択することができます: MMDDYY、YYYYMMDD_HHMMSS、DDMMYY_HHMMSS、MM-DD-YYYY_HH.MM.SS、HHMMSS, YYMMDD_HHMMSS または YYDDMM_HHMMSS
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転送操作をリストに追加します。
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転送操作をリストから削除します。 1 度に削除できるのは、転送操作 1 つのみです。