通信

[通信] ステップは、オープンデータアクセスおよびエクスチェンジ (OPC 用) に検査の結果を定義したり、VisionView オペレータインタフェース用に EasyView を設定したり、FTP を介したり SD カードに画像を転送したり、In-Sight ビジョンシステムのネットワーク通信およびシリアル通信を設定したりすることによって、ロボットまたは PLC/モーションコントローラ (MC) などの他のデバイスとの通信を可能にします。

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  • 通信ステップでのプログラミングを可能にするには、In-Sight センサをオフラインにしてください。
  • ジョブの通信プロトコルをエミュレータを使用して設定、保存した後に、In-Sight ビジョンシステムにロードして、ジョブを実行することができます。 ただし、ProfiNet および CC-Link プロトコルはエミュレータでも選択可能ですが、シミュレートできません。 これらのプロトコルは、ProfiNet または CC-Link ネットワークに接続された In-Sight ビジョンシステムで、ジョブの通信プロトコルを開発、保存する必要があります。

サポートしているプロトコル

最大 2 つまでのプロトコルをジョブに追加することができます。 プロトコルを 2 つ追加する場合、「プライマリ」プロトコル✕ 1 と、「セカンダリ」プロトコル✕ 1 を追加することができます。 例えば、[SLMP スキャナ] プロトコル (プライマリ) の追加後、[デバイスの追加] ボタンをクリックして [TCP/IP] プロトコル (セカンダリ) を追加することができます。

:  「プライマリ」プロトコル✕ 2 または、「セカンダリ」プロトコル✕ 2 を追加することはできません。

In-Sight ファームウェア 4.x.x

  プライマリまたは
セカンダリ
Micro 1000 シリーズ 5000 シリーズ
(5705 & 5705C を除く)
70xx - 74xx シリーズ
CC-Link プライマリ X X X
イーサネットネイティブ プライマリ X X X
イーサネットネイティブロボット プライマリ X X X
イーサネットネイティブ文字列 プライマリ X X X
EtherNet/IP プライマリ X X X
Modbus TCP サーバ プライマリ X X X
POWERLINK プライマリ     X
PROFINET プライマリ X X X
シリアル Kuka プライマリ X X X
シリアル Motoman プライマリ X X X
シリアルネイティブ プライマリ X X X
シリアルネイティブロボット プライマリ X X X
シリアルネイティブ文字列 プライマリ X X X
シリアルテキスト プライマリ X X X
SLMP プライマリ X X X
SLMP スキャナ プライマリ X X X
TCP/IP セカンダリ X X X
UDP セカンダリ X X X

In-Sight ファームウェア 5.x.x

  プライマリまたは
セカンダリ
2000 シリーズ 5705 & 5705C 7000 Gen2 シリーズ Micro 8000 シリーズ 9000 シリーズ
CC-Link IE フィールド Basic プライマリ X X X X X
イーサネットネイティブ プライマリ   X X X X
イーサネットネイティブロボット プライマリ   X X X X
イーサネットネイティブ文字列 プライマリ   X X X X
EtherNet/IP プライマリ X X X X X
Modbus TCP サーバ プライマリ X X X X X
PROFINET プライマリ X X X X X
シリアル Kuka プライマリ   X X X X
シリアル Motoman プライマリ   X X X X
シリアルネイティブ プライマリ X (ベーシック) X X X X
シリアルネイティブロボット プライマリ   X X X X
シリアルネイティブ文字列 プライマリ   X X X X
シリアルテキスト プライマリ X X X X X
SLMP プライマリ X X X X X
SLMP スキャナ プライマリ X X X X X
TCP/IP セカンダリ X X X X X
UDP セカンダリ X X X X X