デバイスの設定

ロボットや PLC などの外部デバイスとデータ通信するには、まず In-Sight センサのネットワークおよびシリアル通信設定を定義する必要があります。

:  EasyBuilder では、位置決めまたは検査ツールの出力が無効な場合、そのツールのデフォルト値が出力データバッファに使用されます。 例えば、パターン位置決めツールがマッチするパターンを検出できない場合、そのツールの X および Y データは無効となるため、デフォルト値 0 が出力に使用されます。 したがって、出力データを送信するようにデバイスを設定する場合、ツールの結果だけでなく、ツールの PASS/FAIL ステータスも送信し、ツールのデータが有効であるかどうかを確認することを推奨します。 ツールの結果が無効な際に、出力バッファのデフォルト値を変更するには、In-Sight ネイティブモードコマンドを送信します。データの場合、SetSystemConfig("FormatOutputBufferErrData",-1111)。-1111 は既知のエラーを表します。出力文字列の場合、EV SetSystemConfig("FormatOutputBufferErrString","Error")。"Error" はエラー文字列を表します。

サポートしているプロトコル

最大 2 つまでのプロトコルをジョブに追加することができます。 プロトコルを 2 つ追加する場合、「プライマリ」プロトコル✕ 1 と、「セカンダリ」プロトコル✕ 1 を追加することができます。 例えば、[SLMP スキャナ] プロトコル (プライマリ) の追加後、[デバイスの追加] ボタンをクリックして [TCP/IP] プロトコル (セカンダリ) を追加することができます。

:  「プライマリ」プロトコル✕ 2 または、「セカンダリ」プロトコル✕ 2 を追加することはできません。

In-Sight ファームウェア 4.x.x

  プライマリまたは
セカンダリ
Micro 1000 シリーズ 5000 シリーズ
(5705 & 5705C を除く)
70xx - 74xx シリーズ
CC-Link プライマリ X X X
イーサネットネイティブ プライマリ X X X
イーサネットネイティブロボット プライマリ X X X
イーサネットネイティブ文字列 プライマリ X X X
EtherNet/IP プライマリ X X X
Modbus TCP サーバ プライマリ X X X
POWERLINK プライマリ     X
PROFINET プライマリ X X X
シリアル Kuka プライマリ X X X
シリアル Motoman プライマリ X X X
シリアルネイティブ プライマリ X X X
シリアルネイティブロボット プライマリ X X X
シリアルネイティブ文字列 プライマリ X X X
シリアルテキスト プライマリ X X X
SLMP プライマリ X X X
SLMP スキャナ プライマリ X X X
TCP/IP セカンダリ X X X
UDP セカンダリ X X X

In-Sight ファームウェア 5.x.x

  プライマリまたは
セカンダリ
2000 シリーズ 5705 & 5705C 7000 Gen2 シリーズ Micro 8000 シリーズ 9000 シリーズ
CC-Link IE フィールド Basic プライマリ X X X X X
イーサネットネイティブ プライマリ   X X X X
イーサネットネイティブロボット プライマリ   X X X X
イーサネットネイティブ文字列 プライマリ   X X X X
EtherNet/IP プライマリ X X X X X
Modbus TCP サーバ プライマリ X X X X X
PROFINET プライマリ X X X X X
シリアル Kuka プライマリ   X X X X
シリアル Motoman プライマリ   X X X X
シリアルネイティブ プライマリ X (ベーシック) X X X X
シリアルネイティブロボット プライマリ   X X X X
シリアルネイティブ文字列 プライマリ   X X X X
シリアルテキスト プライマリ X X X X X
SLMP プライマリ X X X X X
SLMP スキャナ プライマリ X X X X X
TCP/IP セカンダリ X X X X X
UDP セカンダリ X X X X X