画像を取り込み、またはロードするには
[画像取り込み/ロード] グループボックスを使用して、ビジョンシステムから画像を取り込んだり、アクティブなライブビデオ画像を表示したり、以前に取り込んだ画像を PC からロードしたりすることができます。
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[トリガ] ボタンは、ビジョンシステムから単一の画像を取り込むのに使用されます。 [トリガ] ボタンを押して、単一の画像を取り込みます。 またはキーボードの F5 キーを押すか、EasyBuilder ツールバーの を押してください。 ([画像取り込みの設定] グループボックスの [トリガ] コントロールを [手動] に設定する必要があります。)
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[ライブビデオ] ボタンはビジョンシステムをライブ表示にします。ライブ表示にして、ビジョンシステムに装着されたレンズのフォーカスを調整したり、露光や輝度を調整したりすることができます。 画像にフォーカスが合い、輝度が調整されてコントラストが最大になっている時に、アプリケーションが最適に機能します。
画像の下に表示されるフォーカスメトリクスは、画像フォーカス得点を決定するのに使用することができます。フォーカスメトリクスは、「シーン」 (その画像でキャプチャされた対象物とその背景) 内で認識可能な最小の特徴が画像または画像領域に含まれる度合いを示し、[フォーカス領域] ボタンを使用して定義します。
- 関連するデータを提供するには、まったく同一のシーンから取得した別の画像のフォーカスメトリックス得点と比較する必要があります。
- ライブビデオモード中に、EasyBuilder ツールバーの [フォーカスメトリクス]
アイコンを押して、フォーカスメトリクスを非表示にすることができます。
フォーカス調整
In-Sight 5000 シリーズ、In-Sight Microシリーズおよび C マウントレンズ装着の In-Sight 7000 シリーズビジョンシステムおよび 8000 シリーズビジョンシステム
[ライブビデオ] ボタンを押すか、 EasyBuilder ツールバーの
ボタンを押してください。
注 : ビジョンシステムはオフラインにてください。- 検査する特徴がはっきりとた高コントラストで、許容可能なフォーカスメトリクス得点となるように、ビジョンセンサに装着されたレンズのフォーカスリングを手動で調整します。
- 満足のいく画質が得られたら、[ライブビデオ] ボタンを再び押します。
- 最後に取り込まれた画像が表示されます。
オートフォーカス M12 レンズを装着した In-Sight 7000 シリーズビジョンシステム
注 : [フォーカス制御] は、In-Sight Explorer 4.7.3 以降、In-Sight ファームウェア4.7.3 以降を使用している In-Sight 70xx - 74xx シリーズビジョンシステムで使用可能です。
[ライブビデオ] ボタンを押すか、 EasyBuilder ツールバーの
ボタンを押してください。
注 : ビジョンシステムはオフラインにてください。[オートフォーカス] ボタンを押すか、あるいは検査する特徴がはっきりとた高コントラストで、許容可能なフォーカスメトリクス得点となるように、フォーカス位置スライダを手動で調整します。
注 : [オートフォーカス] ボタンを押すと、フォーカス位置スライダおよび [フォーカスの保存] ボタンは無効となります。- [オートフォーカス] ボタンを押すと、フォーカス位置の値は更新され、新しい画像が表示されます。
- 満足のいく画質および得点が得られたら、[フォーカスの保存] ボタンを押します。 現在のフォーカス位置がデフォルトのフォーカス位置として保存され、ビジョンシステムを再起動すると現在の位置に自動的にレンズが移動します。
輝度調整
- [ライブビデオ] ボタンを押すか、 EasyBuilder ツールバーの
ボタンを押してください。
- EasyBuilder ツールバーから、[露光過多・過少を表示] アイコンを押します。 暗すぎる画像エリアは青で表示され、明るすぎる画像エリアは赤で表示されます。
- 次のいずれかの方法で、画像の輝度を調整することができます。
- ビジョンシステムに装着されたレンズの絞りを手動で調整し、赤および青で表示されている画像エリアを最小にします。
- [画像取り込みの設定] グループボックスの [露光時間] コントロールの数字を大きくし、赤および青で表示されている画像エリアを最小にします。
- [画像取り込みの設定] グループボックスの [自動露光] ドロップダウンメニューから [連続] または [シングルショット] を選択します。 [連続] は、画像が取り込まれるたびにビジョンシステムをアクティブにし、照明の状態に基づいて自動的に露光を調整します。 [シングルショット] は、最初に取り込まれた画像を基に露光を調整します。この露光時間の値は、その後、画像が取り込まれても変更されません。
- 満足のいく画質が得られたら、露光過多・過小を表示
アイコンを再び押し、表示を OFF にします。
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[PC から画像をロード] ボタンを押すと、[記録再生のオプション] ダイアログが開き、ビジョンセンサまたはエミュレータの記録および再生を設定することができます。 ダイアログの設定が済むと、指定の [記録フォルダ] および [再生フォルダ] に保存された画像を記録および再生することができます。
- ジョブ実行時のモニタリングおよびデバッグ用に、PC ではなく、ビジョンシステムに画像を保存することができます。[フィルムストリップ] アプリケーションステップで [センサの設定] を使用して設定してください。
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PC にカラー画像を記録する場合、24 ビット画像でなく、16 ビット画像で保存されます。カラー画像を使用して、カラーツールをテストする必要がある場合、FTP 経由で画像をエクスポートし ([通信] アプリケーションステップで FTP デバイスを追加します) 、画像を保存することによってフルカラーを保持することができます。
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[再生] タブを設定してから、PC のフィルムストリップの [再生] ボタンを押すと、PC 上の指定の [再生] フォルダに保存された画像はビジョンシステムに送信され、再生中の画像に対してジョブが実行されます。 デフォルトでは、再生フォルダは EasyBuilder Sample Jobs フォルダを参照します。
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[記録] タブを設定してから、EasyBuilder ツールバーの [記録] ボタンを押すと、画像が取り込まれ、PASS および FAIL 画像が記録され、PC 上の指定の [再生] フォルダに保存されます。 オンラインまたはオフラインのビジョンシステムから、書き込み権限を持つ PC 上の任意のフォルダに結果を保存することができます。 PC に保存できる画像の数は最大 10,000 です。