ロボットコントローラ
ロボットコントローラは、データの取り込みと転送を制御するデバイスです。一般に、In-Sight ネイティブモードコマンドを使用するロボットコントローラは、画像を取り込み、処理するようにビジョンシステムをトリガし、その後、ビジョンシステムに特定のデータを要求します。典型的な通信のやり取りは次のようになります。
ロボットコントローラコード
- In-Sight ビジョンシステムに接続します。
- Set Event and Wait (SW8) ネイティブモードコマンドを使って、画像取り込みをトリガします。
- Get Value (GV) ネイティブモードコマンドを使って、特定の In-Sight スプレッドシートセルの文字列を取得します。
- 必要に応じてデータを読み取り、文字列を解析します。
- データを適切なデータ型に変換し、ロボット位置レジスタを埋め込みます。
In-Sight コード
- ビジョンシステムのセル A0 (AcquireImage プロパティシート) で、トリガパラメータに対して [外部] を選択します。
- In-Sight ビジョンツールを設定してパーツの位置を決めます。
- 必要に応じて [FormatString] ダイアログまたは FormatString 関数を使って、データをフォーマットします。
- このデータが保存されるセルの位置をメモして、ロボットの GV ネイティブモードコマンドを使って、このデータを In-Sight ビジョンシステムから取得できるようにします。
スニペット
スニペットは、スプレッドシートビューのときに使用できます。特定の通信スニペットが多くのロボットメーカー用に作成されています。特定のロボットが見つからない場合は、
汎用ロボットスニペットの General.cxd を変更すると、ほとんどのロボットと通信できます。