EditMultiGraphics
オペレータ I/F (EditAnnulus、EditCircle、EditCompositeRegion、EditLine、EditMaskedRegion、EditPoint、EditPolygon、EditPolylinePath、EditRegion) 関数の変数リストを操作するため、対話型コントロールをスプレッドシートに挿入します。コントロールをクリックすると、表示が対話型グラフィックスモードに切り替わり、ここで参照されているオペレータ I/F 関数のすべての位置を調整することができます。各オペレータ I/F 関数は個別に編集する必要があります (その他のオペレータ I/F 関数のグラフィックスオーバレイはすべて、表示されたままです)。
- 対話型グラフィックスモードに切り替えてオペレータ I/F 関数の対象領域を調整したら、[ジョブの編集] ツールバーにある [OK] ボタンを押すか、Enter キーを押して変更を受け入れます。変更を受け入れずに対話型グラフィックスモードを終了する場合は、[ジョブの編集] ツールバーの [キャンセル] ボタンを押します。
- EditMultiGraphics 関数にはプロパティシートはなく、3 つのパラメータおよび既存のオペレータ I/F 関数を参照する引数の変数リストに基づいています。
- セルに入力できるセルの長さの最大値は 255 文字です。255 を超える文字を使用して可変引数を指定すると、エラーメッセージが表示されます。文字列を使用して可変引数を指定する場合は、セル範囲を使用します。
- EditMultiGraphics 関数は、その変数リストで、#ERR であるか条件的に無効の関数は無視し、編集可能なオペレータ I/F 関数のみを表示します。
- 参照されているオペレータ I/F 関数のオーバレイグラフィックスを表示するには、常にオーバレイグラフィックスが表示されるように、参照されている関数の [表示] パラメータを設定します。それ以外の場合は、EditMultiGraphics 関数がハイライトされているか、オーバレイグラフィックスを含んでいる個々のセルがハイライトされている場合にのみ、オーバレイグラフィックスが表示されます。
EditMultiGraphicsの入力パラメータ
Syntax:EditMultiGraphics(画像,名前,ラベルの表示,エディットコントロール 0,エディットコントロール 1,...)
画像 |
このパラメータは、スプレッドシートで画像データ構造体を含むセルを参照する必要があります。デフォルトでは、このパラメータは、AcquireImage 画像データ構造体を含むセル A0 を参照しています。また、このパラメータは、ビジョンツールのグラフィックス関数や、座標補正関数により返された、そのほかの画像データ構造体も参照できます。 注 : EditMultiGraphics 関数は、参照しているオペレータ I/F 関数と同じ画像参照を共有する必要があります。EditMultiGraphics 関数が参照しているオペレータ I/F 関数の 1 つ以上が同じ画像参照を共有していない場合には、#ERR 状態となります。
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名前 | スプレッドシート内の EditMultiGraphics コントロール要素のテキストラベルを指定します。 | ||||
ラベルの表示 |
画像上の EditMultiGraphics ラベルの表示モードを指定します。
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エディットコントロール 0 |
オペレータ I/F 関数のセル参照を指定します。EditMultiGraphics 関数は次のオペレータ I/F 関数をサポートしています。EditAnnulus、EditCircle、EditCompositeRegion、EditLine、EditMaskedRegion、EditPoint、EditPolygon、EditPolylinePath、および EditRegion。 注 : 参照可能なオペレータ I/F 関数の最大数は、次のどのシナリオのいずれが先に実行されるかによって決まります。関数が受け入れられるセル参照の最大数 (255 参照)、またはセルの式の最大文字数 (255 文字) です。
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エディットコントロール 1 | オペレータ I/F 関数のセル参照を指定します。 |
EditMultiGraphicsの出力
結果 | EditMultiGraphics コントロール。サポート対象のオペレータ I/F 関数を含んでいないセルをこの関数が参照している場合、または EditMultiGraphics 関数の画像参照が、参照されているオペレータ I/F 関数の画像参照と一致しない場合には、#ERR が返されます。 |